ある夕暮れ、大学からの帰り
自宅のアパート
まで来た。
俺の扉の前に手紙が落ちていた。
差出人は書いていない。
封を開けてみた。
一枚の紙と写真があった。
写真には中央に白い靄で周りは真っ暗。
紙には、
「あ な た 、
み つ け た 。
あ い し て
ない。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す
絶対見つけて殺す」
と、書いてあった。
背筋にゾクゾクとしてきた。
後ろから誰かに見られているような。
俺は急いで、自分の部屋に入り、扉に鍵を閉めた。
しかし、まだ
体が震える。恐怖!
誰かが、俺を狙っている?
・・・まさかなあ。
この手紙はいたずらだな
捨てたいが、捨てると・・・何か起きそうな気がする。
捨てられない!!
だからといって、持っているわけにもいかない。
なら・・・いっそ、落として誰かに拾わせればいいんだ。
宛先は差出人も書いていないのだから。
明日、置いておこう。
どこがいいかな。
そうだ!!学校の門の前にでも置いておけばいいかな?
いや、それでは俺が疑れる。
学校の旧校舎の廊下・・・
そうだ!あそこなら大丈夫だ。めったに行かないし、誰が落としたかもわからないはずだ。
明日、朝早く起きて 行こう。
~朝~
手紙を急いで学校の旧校舎へ。
急いで支度して、弁当を持って行こう。
あっ!!宿題忘れてた。
続く
怖い話投稿:ホラーテラー MIIlさん
作者怖話