心霊系ではありません。
喫煙って怖いなという話です。
小学生のころ、長野の戸隠山に登りました。
まだ雪がたくさん残っていて、山の中の寺社も雪に
埋まっている状態で、神秘的でした。
山頂近くで、社会人らしい大人達が10人くらいで
喫煙していました。
「空気のうまいところで吸うタバコがまたうまいんだよな!」
「そうそう!」
「素晴らしい景色だ、心が洗われて、一層タバコがうまい!」
「そうそう!」
などといっており、へえそうなんだ…と思いながら
聞いていたんですが、
彼等は吸い終わるやいなや、
全員で雪原にポイ捨てしたのです。
彼等とは無関係の僕の父が拾い、持ち帰りましたが、
大人の振る舞いがショックでした。
僕は来年喫煙年齢になりますが、
興味と恐怖が半々です。
ああいう人達がタバコを吸うのか、
タバコを吸うとああなるのか…
ニコチンというものが人間の価値観までも変えて
しまいそうで、まだ未知だけに今はとても怖いです。
マナーを守っている愛煙家の方々を尊敬します。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話