短編2
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早口

僕がまだ学生だった頃の話なんですが、祖母の家に遊びに行ったんです。

友人A・B・Cと僕で…夜になって睡眠につくまでは普通に楽しかった普通にね。

布団に入って何分くらいだろ? Aがトイレに行ったんです。

他の二人はもう寝てて僕はまだ漫画本を読みながら起きてたんですが、そしたら友人Aが凄い早足で帰ってきたんですよ。

僕は聞きましたよ「どうした?」ってそしたらAは楽しそうに「おい誰かトイレの近くで喋ってるんだけど」て言ったんです。

僕「は?誰が?」A「わかんねぇよ」僕「男?女?」A「男男男男」僕「は?男?」僕はおかしいと思ったんです祖母の家は祖母一人だけで男の人はいない。

おじいちゃんは僕が生まれるずっと前に死んでるんです。

A「マジなんだって」 僕はおばあちゃんを起こそうかと思いましたがやめて…僕「じゃあいくよ」って言ってついていったんです。

昔の家ってほら音がなるじゃないですか?ギシギシってあれがまた嫌で…トイレにはすぐついてしばらく黙ってたんです。

でも何も聞こえない。

僕「聞こえねーじゃん」A「聞こえてるってほら!!」そこには使われなくなっていた古い風呂場があってAはそっちの方に耳を傾けてがいたんです。

僕もAのいる方向に耳を傾けてみたんですそしたら…聞こえるんです…確かに聞こえるんですよ…でも何を喋りってるのかはさっぱり聞き取れない。

でも何かを喋ってるんです凄い早口で…。

僕「なんだこれ」A「なっなっ」A「俺BとCも呼んでくる」って言って他の二人を呼びに行ったんです。

僕は声を聞くのに夢中でその時は恐怖心はなかった。

僕は(なんて喋ってるんだこれ)と思いながらその早口を聞くのに夢中でした。

すぐにAとBとCが来て四人で声を聞いてみたけど皆聞き取れないみたいだった。

そしたら早口が変わったんです。

皆好奇心でいっぱいだったんだけどそれを聞いて氷つきましたよ…今度は早口でもわかったんです「一人二人三人四人」これを早口で言ってるんです…B「何?何これ」C「戻ろう戻ろう戻ろう」僕「俺もそうしたほうがいいと思う」皆で少しづつ後ろに歩いて部屋に戻ったんです。

とてもじゃないけどあの風呂場の扉を開ける気にはなれなかった…開けてみろよって思う人もいるかもしれませんが無理です。

…部屋に戻ってからは一睡 もできなかった…電気をつけて皆で音だけ気にしながら起きてたんです これほど早く朝来いと思った日はなかったです。

朝になって夜中体験したことを祖母に言ってみたがまったくわからないみたいだった。

ただ一つ言えるのはなんとなくだけどもあの時僕達4人の中で一人でも好奇心が恐怖心より勝らなくてよかったと思います。

あまり怖くない話をだらだらとすみません 後文章を書く能力もあまりなくてすみません

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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