短編2
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言えません…

かなりの長文です。。

高校の時友達Aの家でAと二人で怖いビデオを観ていました。何話か入っている再現ビデオでした。

最初はちゃんと見ていたんですが最後の方は二人とも寝てしまって、目が覚めたらビデオは終わって砂嵐になっていました。Aも寝ているしテレビ消さなきゃなーって思っている時…!

…砂嵐から女の人と子供の笑い声が聞こえました。。私がガバッて起きるのと同時に寝ていたAがガバッと起きたのです。そして今まで寝ていたAが私より先にテレビを消したんです。

Aは女の人のお経のようなうめき声のような声が聞こえたと言いました。。

私にはお経は聞こえなかった…でもAには子供の声は聞こえなかったみたいです。

怖いビデオを見ていたのもあって部屋の電気をつけて部屋中を調べて、観ていたビデオの内容が、血だらけの女が窓を叩くという内容だったので怖いけど一気にカーテン開けました…!!

外にあるのは隣の家の壁だけで何もなく安心してまた寝ようって事になったけど真っ暗は怖いから豆電球をつけて寝ることにしました。

布団に入って横になろうとした時何かが視界に入りました。鏡の端に髪の長い女の人が映っていました。。

……!!!!

振り向くと消して真っ暗になっているテレビに女の人が映っていました。部屋の中を調べた時に鏡がズレてテレビと向かい合う位置になってしまっていてテレビの女の人が反射して鏡に映っていたのです。 私は女の人の顔が近づいてきている気がして目が離せなかったんですがAは小さな手みたいのが画面の端から出てくるのが見えたらしいです。 。

私たちはそこで気を失いました。

次に起きるとホントにいつもと何っにも変わらない朝になっていました。うちらとんだ勘違いだよねーって今でもAは笑い話で話しています。

でも私、Aにはとても言えないんです。。

気が遠くなりかけながらも耳元で、また皆寝ちゃったねーってクスクス笑いながら話す子供の声を聞いた事を……、、い〜ち…に〜ぃ…と謎の数を数えていたことを………。。。。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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