それでは、話を続けましょう。あの時、カーテン越しにずっと重い視線を感じてたわけですよ。
どう考えたって眠れないですよ。仕切ってないんだもの。
その方、こちらに体を向いてずっと起きているんです。気配で薄気味悪い、と思いました。テレビの音がしていたけれど見ているようでもなかった。
わたしは、ずっと背を向けていたのだけど、とても寝れたもんじゃなかったですよ。
結局、女性の方が先に退院されて、次の日私が病室を出たんだけど、奥のおばあさんのその後は、
わからない。
・・・文書いてて思いだしている自分も怖いよ!
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話