短編2
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煙草

僕は当時姉と住んでいたんですが、

僕は喫煙者で姉は非喫煙者なので、

姉に煙草の臭いの事で

よく注意されるので、

いつもベランダで煙草を吸っていました。

それでも煙草の臭いが部屋に入ってくると、

いつも注意されていました。

その日姉が寝てる頃いつもの様にベランダで煙草を吸っていました。

(1時過ぎぐらいだったかな)

煙草を吸っていて、

ふと誰かに見られてる気がして

姉の部屋に目をやりました。

姉の部屋は既に電気も消えていて

カーテンも閉まってたんですが、

そのカーテンの隙間から

姉の目が僕のことをジッと睨んでいました。

僕は一瞬ビクッとしたものの

(睨むくらいなら直接言えよ)

と思ってイラっとしました。

とりあえず煙草を消して部屋に戻りました。

煙草を吸うのを

邪魔されたのと

姉の陰湿な態度に腹が立ちながらも

その日はそのまま寝ました。

しかしあの時の姉の目を思い出すと

めっちゃ怖いと後から思いました。

人間こえぇ

とその時は思ったんですが

後で姉にその時の話しを聞いたら

そんなことは覚えてないと言うんです。

姉ちゃんが忘れてるだけだと言ったら

第一私の部屋

ごちゃごちゃしてるから

真っ暗な中で窓の前まで行ったら

怪我するわ 笑

てかあんた私が一回寝て

煙草の臭いくらいで起きると思う?

今でも煙草を吸ってると誰かに見られてる気がしてしまいます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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