こんばんわ。
いつも楽しく?読まさせていただいてます。
皆さんの投稿を読み、自分の数多い体験談も聞いてほしくなり、初めて投稿させていただきます。
文章能力はあまり良くないので、読みづらい箇所もあるかと思いますが、ご了承ください。
上でも述べたとおり、僕は小学校のころから不思議な体験を数多くしています。
その中でも、自分自身が体験した中で最も怖かったものを一つ‥‥
あまり怖くなかったらすいません。
これは昨年の話です。
その日の夜、なかなか寝付けなかった僕は、友人と電話をしており、気付けば夜の2時となっていました。
自分の部屋で電話をしており、部屋にはテレビが無いのでラジオをかけ(音量は小さめです)、電気を消し、何げない話をしていました。
かれこれ1時間は電話していたでしょうか。
突然電話越しの友人が、
「なぁ、今どこおる?外?」
僕は電話し始めたときに、部屋にいると言ったはずだけど、忘れたのかと思い、
「自分の部屋。なんで?」
友人は不思議そうに、
「一人?」
と聞いてきました。
僕もそれに不思議に思いながらも
「一人やで」
と素直に答えました。
友人は、おかしいなぁとボソッと言い、
「なんかお前の後ろから声するんやけど」
と言いました。
僕はラジオの音だろと言うと、友人は
「お前は、俺の方から何か聞こえる?」
「いや、何も‥」
「俺もラジオかけてんだけど‥」
やや沈黙になったが、気のせいだと言って話題を変えました。
そこからしばらくまた話をしていると、
ガチャッ
家の玄関のドアが開く音がし、こんな時間に誰が?と不思議になった僕は、少し様子を見に行くと友人に伝え、電話を置いて玄関を見に行きました。
僕の部屋は2階の、階段を上ってすぐのところにあり、階段の上から玄関が見えるようになっています。
僕は階段の上から様子を見ると、玄関の戸には鍵がかけられており、チェーンまでかけられていました。
さっきの音は気のせい?
そう思って電話に戻りました。
「誰か入ってきた思ったけど気のせいやったわ」
「‥‥‥‥」
返事がありません。
「もしもーし。」
「‥‥‥‥」
やはり返事がありません。
寝たのかな?と思っていると‥
ザザザッ‥
ザザザザザザザザ‥
砂嵐のような雑音が受話器の向こう側からしてきました。
砂嵐が聞こえてきた僕は、不安になり、必死になって友人を呼びました。
「もしもし!!もしもし!!おい!!」
「‥‥‥‥」
相変わらず、無言と砂嵐が流れています。
‥‥と、何か音がしました。
電話から?‥‥違いました。
それは部屋の外から。
階段を一段一段、
トン‥トン‥
と上ってきていました。
トン‥トン‥‥
それはとうとう2階にたどり着き、僕の部屋の前に。
僕は怖くなり、布団にくるまって、小声でありながら力強く、友人を呼び続けました。
「もしもし!!もしもし!!」
「‥‥‥‥」
相変わらず、返事はありません。
その間に、それは僕の部屋の戸を静かに開けました。
やばい!!入ってきた!!
そう思って自然と息を止めていました。
‥‥バタン。
‥トン‥トン‥トン‥‥
あれ?
それは何もすることなく、何故か僕の部屋から出ていき、階段を降りていったようでした。
トン‥トン‥トン‥‥
ガチャッ
‥‥玄関から出ていったみたいでした。
すると、電話に反応がありました。
「‥‥し‥も‥‥るさ‥ん」
ん?
声はだんだんハッキリ聞こえてき、
「‥‥しもしもしもし、うるさいねん!!」
突然、友人の怒鳴り声が聞こえてきました。
どうやら、友人には僕の声がちゃんと聞こえていたようで、それに応えているのに、何でも「もしもし!!」と言う僕に腹を立てていたようでした。
僕はそれに対して謝罪し、事情を説明しました。
友人は、話に乗ってくる‥と思いきや、意外にあっさり
「そか」
の一言でした。
さっきまで怒鳴っていた友人が、突然静かになり気味が悪くなりましたが、
「‥それだけ?怖くない?」
と聞いても、
「‥うん」
と答えるだけでした。
これは、かなり怖がってるな?と思い、僕は何か楽しくなって、さらに別の怖い話をして怖がらせてやろうとしたそのときです。
「やめろ!!!!」
友人の怖がりように、僕はとても驚き、素直に謝りました。
すると友人が、
「いや‥すまん。お前の話聞いて、確信した。お前はもう寝ろ。もしくは、外に出ろ。」
と言いました。
訳の分からない僕は理由を問いただしました。
友人は言いました。
「いや‥さっきまでは気のせいと思ってたけど‥‥お前が離れて戻ってきてからずっと‥なんか鈴の音が聞こえてた。実は今も‥‥」
プツンッ‥
ここで電話は切れました。
突然切れた電話に、僕は異常に恐怖し、混乱。
昔から、こうゆう体験はよくしていたからといって、決してこうゆうのに免疫があるわけではありません。
怖いものは怖いのです。
僕は、再び友人に電話をかけ直しました。
繋がりました。
「‥‥‥‥」
ザザザザザザザ‥‥
またあの砂嵐です。
僕はこれはやばいと思い、かと言って動く勇気もなく布団に隠れ、布団に隠れたまま、リモコンで電気を付けて、ラジオの音を大きくし、朝が来るのを待ちました。
待っている内に、知らぬ間に眠ってしまっていたようで、気付けば朝になってました。
僕は恐る恐る布団から顔を出すと、カーテンを閉めたやや薄暗い部屋には、何もありませんでした。音も。
‥‥不思議ですよね?
たしかに、電気は付け、ラジオも付けていたはずなのに‥
(その後調べてみると、電気とラジオは壊れていました。)
僕は、さっとベットから起き上がろうとしたとき‥
チクッ!!
痛ッ!!
足の裏に鈍い痛みが‥
足の裏を見ると、足からは何か画鋲のようなものを踏んで切れたような跡が‥
不思議に思い、足元を見ると‥‥
そこには、見覚えのない赤と白のヒモが付いた、割れた鈴がありました。
この話を、家族の誰も信じてくれず、鈴は近くの神社に埋めました。
その後は、同じようなことは二度と起きませんでした。
友人も、学校で会った際は、「大丈夫か?」と心配してくれたが、とにかく何も代わりなく、今も無事に過ごしています。
あの出来事が一体なんだったのか‥‥
未だにわかりません。
長い長い駄文を読んでいただき、ありがとうございます。
僕にはまだまだ経験があり、それらもまた随時、投稿させていただきます。
ありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話