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短編2
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お墓

初投稿なので分かりにくいかもしれませんが暇な方は読んでください。

俺が中学生の頃、親戚一同で婆ちゃんの家に稲刈りに行ったときのことです。

婆ちゃんの家の前には田んぼが広がっていて、田んぼの真ん中に一つだけお墓があります。

不思議には思ってましたが毎年行ってるので気にならなくなってました。

そして朝から昼まで稲刈りをしてお昼ご飯を食べて休憩をしていたら、霊感のある叔母さん(以後Aさんとします)がそのお墓に手を合わせていました。

今まで一度も誰かが手を合わせるところを見たことがなかったのですが特に気にもしませんでした。

そして休憩も終わり稲刈りを初めようとした時Aさんが急に肩が痛いと泣き出しました。

Aさんは日頃すごい気が強い人で、どんな事があっても泣いた所は見たことなかったのでかなりビックリしました。

Aさんの痛がりかたは普通ではなく、さすがに稲刈りどころじゃなくなってみんなで婆ちゃんの家に連れていってまた休憩となりました。

特にすることもなく携帯をいじっていたのですが、Aさんに肩揉みを頼まれました。

携帯をその場において肩揉みをはじめると1分もしないうちに俺の手が震え出しました。

手が疲れてた訳じゃなかったので気味が悪くなりほかの人に変わってもらいました。

しかしほかの人がしてもすぐに手が震え出しました。

怖くなってきてその場にいたくなかったので外に出ようと携帯を取りふと画面を見るとメール画面になってました。文章には…

(チョットマッテテネ)

と打たれていました。

誰も携帯をあつかってないし、まず携帯サイトを見ていたのでメール画面にはなってなかったので凄く怖くなりました。

俺はどーしても墓の事が気に掛かっていたのでAさんに墓に手を合わせた理由を聞くと「手を合わせないといけない気がした…」と言っていました。

そのあとはAさんの肩に塩を撒き何度か叩くとあっさり治りましたが(笑)

しかしその夜俺はお墓の夢をみました。

お墓の前に古い服を着たおばあさんが座っていました。

俺はそのおばあさんを離れて見てる感じでおばあさんも俺をじーっと寂しそうな顔で見ていました。

そしておばあさんがふと口を開き「モウチョットマッテテネ」と言ってその瞬間目が覚めました。

起きた瞬間一気に怖くなりほかの人を叩き起こしました。

昨日の今日でこんな夢の話などできないと思い、誰にも言えませんでした。

それからは特になにも起こらず稲刈りをして帰ったのですが怖い体験でした。

今でもお墓はありますが誰のかも分からないままです。

こんな乱文、長文読んでいただいてありがとうございます。

また機会があれば投稿したいと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー ゼンさん  

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