これは本当にあった出来事です…
ある夜仕事が終わって帰り道、真っ暗な中街灯に照らされたお地蔵さんを見つけました。
「へぇ~こんなとこにお地蔵さんなんかあったんだ。」と思いながら内心夜のお地蔵さんってすごい不気味ぐらいに思っていました。
無事家に帰りご飯を食べ風呂に入り疲れてたのでベッドに横たわるとすぐ寝てしまいました。
それからどれ位時間がたったのか……
突然……
「まってぇ~」
と言う声が聞こえました。
後ろをみると俺を追いかける小さい靄やみたいなものがすごい勢いで迫ってきます。
俺は脚力には自信あったので逃げ切ろうと思いダッシュをかけました。
路地を曲がり後ろの靄をまいたと思い大きく深呼吸したその時です…………
「ガシッ…」
小さい子供2人が地面から上半身だけだして俺の足を片方ずつ掴んでいます。
「はなしてくれぇ~…」俺は叫びましたが段々足づたいに登ってきます。
しだいに1人の子はがっしりと両手足を絡めてしがみつくように足をロックし、もう1人の子は俺の足を舐めまわしました。
「う、うわぁ~っ……」と叫びながら飛び起きました。
朝になっていました。
布団をめくると……
2人の愛娘が夢と同じように1人はしがみつき、1人は足指をチュパチュパしてました。(ちなみに6歳と2歳です)
怖い話投稿:ホラーテラー 333さん
作者怖話