前回の続き。
中2の頃タバコとかに興味を持ったり深夜につれと遊ぶのが好きでした。
玄関からすぐの部屋なんですが、玄関から出たらばれるので、窓から出る事にしました。
隣のビル(廃屋)の窓に足をかけてマンションを伝ってるパイプから階段に出ました。
当時の俺は隣のビルとエレベーターが恐怖でしたが遊びたいので抜け出しました。
まぁいつもの如くエレベーターが開いたりして、つれと遊んだ後帰りました。
慣れて早く行けるようになった頃、いつものようにパイプを歩いてました。
すると「コラ!」と頭の中?で聞こえました。
小さい時に亡くなったので、あまり覚えてませんが死んだ祖父の声かなと感じました。
(じいちゃんゴメン)と心の中で思いながら遊びました。
深夜遊びも飽きて部屋でボケーっとしていたらパイプがパキパキと歩いてる時の音がするのです。
窓を開くと音もやみ、誰もいません……
怖くなって窓とカーテンをしめました。
(それ以来夜はずっとカーテンしてます)
たまにパキパキとなるのですが気にせずテレビ見たりしてました
実家が休みの日居間で飯を食っていたら俺の部屋からパサって音が(本が落ちる音)見に行くと何も落ちてませんでした。
ラップ音とかゆうやつやとか言いながら笑って飯を食べてましたが怖いので居間で寝ました。
そこら辺から部屋も気持ち悪く感じたので誰も使ってない部屋で生活してました。
マンションは玄関からの廊下に俺の部屋、トイレ、風呂場があって扉を越えるとキッチンと居間と二部屋あります。
扉境からは気持ち悪く感じでいた頃、俺は一人で家にいました。
テレビを見ていたら廊下からドタドタと走ってくる音がして泣きそうになりました。
ヤバイと感じて慌てて居間(仏間)に行くと音がやみました。
それから家族が帰るまでテレビを見ていても放心状態やった。
ある日深夜にトイレ行ったらなんか音がするので、俺の場所をたどって行くと俺の部屋でした…
おそるおそるドアを開くとテレビが勝手についてました……
完全ヤバイと思い、一度親父達に言ってみたら心当たりがあるらしく、一度知り合いに見てもらうわと言いました。
ある日学校から家に帰ってくると、知らんおばちゃんがいて挨拶すると
おばちゃん「ちょっとこっちへきなさい」
よくわからんまま行くとおばちゃんが突然
おばちゃん「部屋気持ち悪いでしょ?」
俺「うん、なんか変な感じかな」
おばちゃん「エレベーターも気持ち悪いでしょ?」
俺「勝手に開いたり、追いかけてくるねん」
おばちゃん「その方は悪い者ではなくて少し悪戯してるだけなのよ、でも玄関からこっちまで来てるからちょっとどっかに行ってもらうわね」
と言いながらどこかへ電話していました。
俺はなんやこのおばはん?とキョトンとしていました。
電話が終わった後おばちゃんが「4階の人が犯人やねんけどな、もう大丈夫!どっかいってもらったから」と一言行って帰りました。
正直胡散臭えと思いながら、オカンにあの人なんで知っとるん?誰?とか聞いてたら
オカン「お客さんでな、見に来てもらっただけやねんけどわかるもんやねんな」とビックリしてました。
それから遊びに行くのを思い出したんで、慌てて出てからなんとなくエレベーターに乗ってみました。
するとエレベーター内に甘い薫りがしました。
(パイプ煙草の薫り)
その夜おかんに「あの後エレベーター乗ったら甘い薫りしてん、パイプのじいさん最近見てなかったけどまだおったんやな」
オカン「アホちゃうか?あのお爺ちゃんだいぶ前に亡くなったで」
正体はパイプじいさんだったのです。
生前よくパイプじいさんにコラ!とか怒られていたのを思い出し、別れの挨拶していったんやろなと思いました。
終わり。
体験したらすげえ怖いけど下手くそですんません。
他にも怖い体験があるんでまた載せます。
怖い話投稿:ホラーテラー けいさん
作者怖話