いろんなところで言われてるかもしれないけど
なんか昔の遊びって怖いですよね
「かくれんぼ」
(いったい何から隠れてるのか?)
「達磨さんが転んだ」
(誰が転ばせたのか?)
「はないちもんめ」
(なぜ人間を取り合ってるのか?)
などなど
で、王道といえば王道なんですけど
よくよく考えてみると
「鬼ごっこ」
ってのも結構怖いんじゃないかって、最近思ったんです
というのも「鬼ごっこ」って不思議なところや
他の遊びにないところが数点あるように思えるんです
~救済措置がまったくない~
「達磨さんが転んだ」や
「缶けり」のような
リリースポイントが一切ありません
捕まったらそれで終わりです
もっともこれは「かくれんぼ」にもないわけですし
それだけ原初な遊びって事だけなのかもしれません
~捕まった後のルールが不明確~
捕まったら、鬼と子が入れ替わる
というのが一般的ですが、
捕まった者も鬼になる「増殖鬼」ルールや
鬼が最後の一人まで捕まえるルールなど
地方によって捕まえた後のルールが異なります
(筆者としては「最後の一人まで捕まえる」
が本来のルールだと思うんです
なぜなら、「鬼ごっこ」に酷似した遊び
「かくれんぼ」がそうだから)
~シンプルすぎるゲーム性~
シンプルなのはそれだけ古い遊び
ってことで片付くんだと思います
ただ、なぜそんな遊びに
わざわざ「鬼ごっこ」と名づけたのでしょう?
「追いかけっこ」とかではいけなかったのでしょうか?
それに、このルールだと
足の速い子が勝つのは当たり前で
そもそもゲームとして成り立っていない気もします
というかこれは本当に遊びなんでしょうか?
で、ここで一つの仮説を立てたいんですけど
そもそも「鬼ごっこ」は今の形ではなかった
というか、昔やられていた「あること」が抜け落ちて
今の形になった
そのあることとは「鬼ごっこ」の由来となった事で
まさに
鬼 ⇒ 鬼の
ごっこ ⇒ 模倣
だった
捕まえられた後
「鬼ごっこ」がされて
捕まえられた子は
もう続行不可能な状態になるため
救済措置がなく
したがって
その後のルールは各地によって
さまざまになってしまった
そして、なぜそんなことしたかと言えば
お約束の飢饉の時の口減らし
つまり、大人が子供を「鬼ごっこ」していた
まぁ、ありがちな話といえばその通りなんですけどね
長文申し訳ありません
ただ、これがなんで本来の意味を無くして
遊びとして、全国に広まったかというと
大人たちが子供に教えたんじゃないですかね?
あまりにも「鬼ごっこ」が楽しかったので
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話