あれは2年くらい前の春先くらいだった。
大阪の地下鉄のホームで電車待ちをしていたら到着した電車から50代くらいのオバサンが降りて来たんですよね。
髪型は肩くらいまでで服装も普通な感じだったはず、でも僕はそのオバサンを一目見て思考が停止するくらい驚きました。だって、そのオバサンは顔と服から出てる素肌の手の部分がこんにゃくみたいな灰色してた!!!
もちろん顔色が悪くてってレベルではなく絵の具で塗ったって感じ。
その上、不思議な事に僕の周りで電車を待っていた人達は一切オバサンに対する反応はナシ。
オバサンは電車を降りてエスカレーターに乗って行ったけど、未だにあの灰色オバサンが実在したのか僕だけに見えたのか不思議なままです。
怖い話投稿:ホラーテラー カルボ奈良さん
作者怖話