初めまして。
お墓に纏わる話ですが、心霊系ではありません。
幼い頃、兄と小学校で遊んでいました。
帰り道、ここを曲がればお墓があるといった所にさしかかった時、
「うっ」という声を発し、動けなくなった私たち兄妹。
ひどい悪臭がする。
すぐ側にはお墓がある。
これは死臭では?
恐怖心に襲われながらも、お墓の様子を見に行く私たち。
果たしてそこには骨があった。
湯気がたっている。
所々鮮やかなピンク色の肉がついている。
そしてそれはかなりの大きさと太さだった。
兄は直ぐに家畜の骨と気付き、人を呼びに行った。
兄はUFOに拐われた家畜の骨だと騒いでいたので、見張りを任せられた私は墓・骨・UFOの恐怖でそこから先の記憶がない。
後日、それは牛の骨であったことが判明。
近所の肉屋が勝手にさばき、骨の処理に困り墓場に棄てたらしい。
以上です。
ありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー ぴちゃさん
作者怖話