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短編1
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棄てられた。

初めまして。

お墓に纏わる話ですが、心霊系ではありません。

幼い頃、兄と小学校で遊んでいました。

帰り道、ここを曲がればお墓があるといった所にさしかかった時、

「うっ」という声を発し、動けなくなった私たち兄妹。

ひどい悪臭がする。

すぐ側にはお墓がある。

これは死臭では?

恐怖心に襲われながらも、お墓の様子を見に行く私たち。

果たしてそこには骨があった。

湯気がたっている。

所々鮮やかなピンク色の肉がついている。

そしてそれはかなりの大きさと太さだった。

兄は直ぐに家畜の骨と気付き、人を呼びに行った。

兄はUFOに拐われた家畜の骨だと騒いでいたので、見張りを任せられた私は墓・骨・UFOの恐怖でそこから先の記憶がない。

後日、それは牛の骨であったことが判明。

近所の肉屋が勝手にさばき、骨の処理に困り墓場に棄てたらしい。

以上です。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー ぴちゃさん  

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