これは僕の友達から聞いた話なので本当かどうか分かりませんが怖いなと思ったので投稿します。
夏休みの前に神谷透(仮)と武部裕太(仮)と田幡咲(仮)がキャンプをしようと考えていました。
透と裕太はいつもどっちのほうが長く息が続くかなどと言う競い合いをいつもしていてそのたび裕太が勝っていました。
だけれど誰から見ても仲はいいと言っていました。
そして待ちに待った夏休みの日にその3人はキャンプ場でキャンプすることにしました。
3人は魚を取ったり水をかけ合ったりして遊びました。すると咲が透と裕太に
「写真撮ってあげるからならんで」
といい川を背に男2人で記念撮影をしました。
テントの中でトランプや怪談話などをして盛り上がりました。
楽しいキャンプを終えて数日経って現像した写真が戻ってきました。
すると透と裕太が一緒に撮った写真の異変に気づいて透が
「あの時川に誰もいなかったよな?」
と咲に聞くと
「うん、確かに誰もいなかったよ、こわ~」
と咲が言いました。
そこには川からちょうど顔を出したような男の子がこっちを見ていました。
この写真は俺が預かるといって透が帰りました。
その20日後裕太は事故に合って死んでしまいました。
咲があの写真をわたしてから一度も合っていない透の家に行きました。
咲は裕太のことを透と話しているとあの写真の話題になりました。
「あの時の写真見せてよ。まだあるでしょ?」
と咲が透に言うと透はいきなり暗い顔で
「ごめん、無いんだ捨てた」
と言いました。だけど咲はこれを嘘だと見抜き、しつこく
「見せてよ、本当はあるんでしょ?」
と言うと渋々と透は写真を出しました。
だが、その写真は透と裕太の間で千切れていて、裕太の体には川にいた子供が抱きついていました。
その写真の中の男の子は日が経つごとに近づいていたと透は咲に言いました。
このままだと危ないと思った透は2人の間を千切りました。なんで助けなかったの?と咲は聞くと透は一言言いました。
「だってあいつがいると俺が一番になれないだろ?」
・・・・と
僕は思いました。いつの世も一番怖いのは自分たち人間の心だと。
下手な文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 素がシカ男さん
作者怖話