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短編2
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殺人鬼

これは私がみた夢の話です。

場違いだ批判されてしまうかもしれませんが、本当にリアルで不気味だったので投稿しました。

不適切な表現、誤字脱字がありましたらお許しください。

季節は夏。

砂ぼこりの立つマンションの裏を、何かに追われているのか、汗をダラダラたらしながら正面玄関まで走っていた。

マンションの中に入ると、そこは薄暗く、ひんやりしていて埃っぽい匂いがした。「なんだか今日は廃虚みたいだなぁ…」と、私は怖くなって建物から出ようとした所、外から小さな男の子が入って来る。

ここの住人らしい。

自分も住んでいるんだし大丈夫!と、安心して正面玄関から外を眺めていると、遠くに人影がみえた。

親戚のおじさんだった。

しかし何か雰囲気がちがう。

私は恐怖を感じ取り、近くにあった階段を一気にかけあがる。

そして8階くらいまで登って休憩。

下を覗けば、先ほどの子供とおじさんが仲良く話している。

不思議に思って見ていると、エレベーターから降りてきた男性を子供に殺させていた。バットでひたすら殴っていた。

怖くなって自分の家に急いで入る。

途中、子供の悲鳴が聞こえた。

間違いなく私も殺されると思った。

さらに悲劇は続く。

その夜、おじさんが家にやってきたのだ。

出張先が近いから今晩泊めて貰えないか、と。

おじさんは終始にこやかで、とても人殺しとは思えなかった。父や母と酒をのみ、機嫌も良い様子である。

父「最近は連続殺人流行ってるからね、うちに泊まって正解だよ」

叔父「そうですよね。怖いですからねぇ…」

二人はそんな話をしていた。

私はおじさんの行動に目を光らせ続けた。

「けど、噂の殺人鬼、●●(おじさんの名前)によくにてるよなぁ」

父がそう言った時だった。

少しおじさんの表情が変わった気がした。

直感的にヤバいと感じた。

それからしばらくして父がタバコを取りに席を立ち、母とおじさんが二人で話し始めた。なかなか行動を起こさない殺人鬼に少し眠気がさしていたところだった。

いきなり立ち上がって、鉄パイプで母の頭を殴りつけたのだ。

母は次の瞬間叫び声を上げ、飛び出た中身を呆然と見つめていた。

私は発狂しておじさんがから鉄パイプを奪い取り、何回も何回も彼の頭を殴った。

そこで目が覚めました。

叔父の無表情で人を殺す所がとてもリアルでした。

親が殺される夢程、嫌なものはないですね。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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