【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編1
  • 表示切替
  • 使い方

ある女性の出産に立ちあった新人助産婦が恐ろしいものを目にする。

頭に角の様なでっぱりがあり、目が右目しかなく、赤黒い体色をした赤ちゃんが産まれてきたのだ。

赤ちゃんは鳴き声も上げず、ただ大きく目を見開いている。

新人助産婦はあまりの衝撃的な光景に身動きがとれず、その場に立ち竦んでいると、隣にいたベテラン助産婦が赤ちゃんに謎の薬品を注射した。

赤ちゃんはその直後死亡し、母親にはその遺体を見せることなく処分された。

事態が飲み込めない新人助産婦がベテラン助産婦に詰め寄るとベテラン助産婦は「あのタイプの赤ちゃんが産まれてきた場合こうするのが決まりなの…母親にも見せないほうがいいでしょ…」と一言残し仕事場へと戻っていった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
10
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ

このお話は、ホラーでもなんでもなく、昔のこの国では普通に人口調節なされていたという事実がベースですよね?
貧しかった頃の日本には、障害児を育てるゆとりなどなく、奇形が生まれた場合、産婆さんが処理してくれていたそうです。死産であったと母親には告げ、世間の偏見などからも守ってくれていた。働かざる者食うべからずの時代、寝たきり老人なども廃棄の対象でした。

返信