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短編2
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身近な危険について

全く恐くないお話を投稿させて頂きます。

心霊でもサイコでもないから読みたくない人はスルーして欲しい。

あれは、僕が大学生の頃だ。

誰にでも経験があると思うが、

僕は前髪の分け目が、若干薄くなってきたのでは?

と、心配をしていた。

親父がハゲだからな…

気休めにしかならないが、近所のスーパーに入ってる薬局のおっちゃんに相談した。

おっちゃんは俺に「試してみろよ」と、試供品の育毛剤をくれた。

その存在を忘れた頃だったかな?

僕は「目っぱ」という病気にかかってしまったんだ。

これはウィルスが目に入り、炎症を起こす目バージョンの風邪みたいなもんだ。

ひどい時なんか、両目が全く開かない視力ゼロの日もあった。

ちゃんと手を洗わない奴がよくかかる病気なんだ。

身に覚えのある人は気をつけてほしい。

これはうつる病気だ。

眼科に行き、特殊な目薬を貰った。

毎朝と毎晩、必ず目にさすやつだ。

次の日…やはり目が開かないので、

部屋の中を手探りで目薬を捜した…

あった。

指で瞼をこじ開けて目薬さした。

…つもりだった

それは育毛剤の試供品だったんだ。

目から火が出るかと思ったよ!

僕は絶叫しながら家の外に転がり出た。

救急車で病院に運ばれ、手当てを受けたんだが、

治療が遅ければ失明していたそうだ…

皆も気をつけてくれw

育毛剤の試供品と眼科の目薬は

全く同じ容器だったんだ。

怖い話投稿:ホラーテラー 子供店長さん  

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