全く恐くないお話を投稿させて頂きます。
心霊でもサイコでもないから読みたくない人はスルーして欲しい。
あれは、僕が大学生の頃だ。
誰にでも経験があると思うが、
僕は前髪の分け目が、若干薄くなってきたのでは?
と、心配をしていた。
親父がハゲだからな…
気休めにしかならないが、近所のスーパーに入ってる薬局のおっちゃんに相談した。
おっちゃんは俺に「試してみろよ」と、試供品の育毛剤をくれた。
その存在を忘れた頃だったかな?
僕は「目っぱ」という病気にかかってしまったんだ。
これはウィルスが目に入り、炎症を起こす目バージョンの風邪みたいなもんだ。
ひどい時なんか、両目が全く開かない視力ゼロの日もあった。
ちゃんと手を洗わない奴がよくかかる病気なんだ。
身に覚えのある人は気をつけてほしい。
これはうつる病気だ。
眼科に行き、特殊な目薬を貰った。
毎朝と毎晩、必ず目にさすやつだ。
次の日…やはり目が開かないので、
部屋の中を手探りで目薬を捜した…
あった。
指で瞼をこじ開けて目薬さした。
…つもりだった
それは育毛剤の試供品だったんだ。
目から火が出るかと思ったよ!
僕は絶叫しながら家の外に転がり出た。
救急車で病院に運ばれ、手当てを受けたんだが、
治療が遅ければ失明していたそうだ…
皆も気をつけてくれw
育毛剤の試供品と眼科の目薬は
全く同じ容器だったんだ。
怖い話投稿:ホラーテラー 子供店長さん
作者怖話