初投稿です。
ある日聡は、会社で残業していたため帰りが遅くなってしまった。
しかし、終電の一つ前の電車があったため、走って駅へ向かった。
(これを逃したらあと三十分待つようだから急がないと)
数分後
聡は何とか間にあった。
しかし、いつもより電車の到着が遅かった。
駅と駅の間は、三十分程度なのに。
(何かあったのか?まぁいいか)
やっと電車が到着した。
乗り込む聡。
車両内には、以外と人が多かった。
次の駅につくと、何人か降りていった。
すると、どこか虚ろな男が乗車してきた。
男は車両に入るなり、辺りを見回していた。
するといきなり、
「貴方二十八歳ですね」
そう聡に言ってきた。
聡は返す言葉が無かった。
(コイツ何で俺の歳を?)
そう思っているうちに、男はどんどん年齢をあてていく。
(そうか、人の年齢が見えるのか)
そうこうするうちに、
「貴方五十八歳ですね?」
「ええ、でもあと十分で五十九歳ですけどね」
その瞬間男は青ざめていった。
聡が
「人の年齢が見えるんですか?」
と言うと男は、
「俺が見てるのは、アンタらの寿命だ」
男はそう言った。
解説は別に書きます。
怖い話投稿:ホラーテラー アイリスさん
作者怖話