初投稿です。
かなり昔のことなんで思い出しながら書きます。
解りづらかったらすいませんm(_ _)m
あと、怖くないと思いますf^_^
書き終わってみたら、長くなってしまいました(ρ_;)
ほんとすいません(ρ_;)
あれは祖母が亡くなり、独りになった祖父を心配して家族で半年ほど一緒に暮らした時のことです。
私はちょうど小学校にあがる時でした。
祖父が暮らしているのは九州のちょっと山の中(車で30分くらい行けば市街地には出れる)、夜になれば、真っ暗で聞こえるのはたまに通る車と虫の声だけ。
昼間は遊び回っていたけど、夜になるとトイレに行くのも怖いほどだった…(汲み取りだったから)
祖父の家の構造をちょっと説明すると、玄関から入って台所まで土間になってて、2段くらい上がると居間になってるその奥の障子開けると短い廊下があって右手側が風呂場、左手側がトイレと脱衣所、突き当たりが洗面台。
その他に続き間の部屋が1つと納戸がある。
水回りの空間、薄暗くて苦手だった…特に洗面台。
正面が小窓になってて外が見える。
でも、夜は漆黒の闇しかない。
灯りを付けてもせいぜい2~3mしかみえなかったと思う。
だから、小学1年の私はいつも夜は猛スピードで歯を磨き、窓は極力見ないようにしていた。
そして、いつものように猛スピードで歯磨きをしていたある夜、それを見た。
視界の端にチラチラと映る。
窓の外に誰かいる?
そう思って窓を見た。
人影だ。
でも…
真っ黒だった。
窓から2~3mの所にいるのに…
目も鼻も口もない。
人の形をしているが、服も着ている様子がない。
立体感のある影が動いているような感じと言えば分かってもらえるだろうか?
真っ黒なそれは両手を大きく振っている。
顔も見えないはずなのになぜか男性だということが分かった。
私はすぐに歯磨きを終わらせ居間に戻った。
私『誰か外にいた?』
一部の望みを持ち母に聞いてみた。
母『誰も出てないけど?』
幼かった私でも、それが父でも祖父でもないのは分かっていた。
それが父や祖父より大きかったから。
それでも確認したかった。
結局、なんだったのかは分からずじまいなのだが…。
当時の私には眠れなくなるほどの怖い体験でした。
お付き合いいただいてありがとうございましたm(_ _)m
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話