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消えた都市伝説2

数日後…

奴はげっそりして現れた。

「お前どうした?」俺が聞くと奴は答えた。

「電話が鳴りまくって眠れない…」

「え?誰から?」

「…非通知」

「電話でたら?」

「…すぐ切られる」

…奴が非通知でかけたイタズラ電話した人で、

奴の電話番号を突き止めた人が逆襲したんだと俺は思った。

「自業自得だな?」

「…うん」

…おかしい。妙に元気がない。

「俺も一緒に謝ってやるから、今日お前ん家に泊まるわ」

「…助かるよ」

そして俺は奴の家に泊まった。

…深夜2時。

プルルルル!

プルルルル!

プルルルル!

奴の家電が鳴りだした。

奴は黙って俯いている…

俺が電話に出た。

「もしもし」

「ツーツー」

…切るの早いな。

一分後に再び電話がなる。

…また切れる。

「…なぁ、これ何回来るの?」

俺は奴に聴いた。

「…100回」

…わかった!これは奴の仕掛けたドッキリだ!

俺はニヤニヤしながら奴に言った。

「俺わかっちゃったよ」

奴は顔をあげて俺を見た。

「わかっちゃった?」

しかし奴は笑ってない…

奴は静かに指をさした…

俺はその方向を見た。

…あれ

…電話線ぬいてあるじゃん

怖い話投稿:ホラーテラー オカルトさん  

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