ある肌寒い夜でした。
失礼してやけ酒を飲んだ私はウトウトし始めていました。
時計の長針と短針が天を仰いだ頃、「キュルキュル…キュルキュル…、キュルキュル…。」どこからともなく怪しい音が聞こえてきました。
しかし酔っていた私は気に止める余裕すらなく、痛む腹をさすりながらトイレへ駆け込む俺。
用を足し終わり、尻に違和感を覚えた私、股ぐらから覗き込むと、尻のあたりから糸のようなものが垂れていました。
何か恐ろしくなった私はメイチで糸を引き抜きました、それはなんとモヤシでした。
怖い話投稿:ホラーテラー まげろたかしさん
作者怖話