うちの母が幼少時代に見たという不思議な話です。
昔、母が住んでいた家の隣には道を挟んで神社がありました。
家の二階から神社の境内の様子を見渡せたそうで、ちょうど何気なく外を見た時の事です。
そこには母の嫌いな近所で有名な悪ガキ三人組が遊んでいました。
境内で野球の真似事らしきことをしていたようで、案の定ボールが勢いよく社内に侵入しました。
するとそのすぐ後に全身まっ金きんの男性が激怒しながらボールを持って社から出てきたそうです。
まるで金色の絵具を全身にコーティングしたかのような…(稀にみる芸人さんがやりそうなやつ)出で立ちだったそうな。
窓ガラスごしのため、声は聞こえなかったそうですが三人組は説教されているようで首をうなだれて俯いていたとのことです。
母は神様ってホントにいるのよ〜と言いますが、そんな神様ってどうなんだろ…と思ってしまいました。
ここまで読んで下さり有り難うございます。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話