幽霊というものに関して懐疑的ではありません
霊感などない私でも、霊と会話した瞬間があります
これは別に宗教的なことでもないですし、それほどスピリチュアルな話でもありません
お葬式の日、まだ12月ごろでした、そても風が強く寒かった記憶があります。
出棺の時に、急に風が強くなって私のかぶっている帽子が飛んで行きました。
それを黒いコートを着たスマートな感じの男性が拾ってくれて、○○君やね、と私の名前を呼んで、私が働いている会社の先輩の父であるというのです、「○○をこれからも宜しくお願いします」と言われ、私もよろしくお願いしますと言いました。
それから数日後
私は会社に行き、休憩時間にそのことを(お父さんと話したこと)○○くんに話しました。
○○さんと、もう一人の先輩が笑ったので、理由を聞きました、
「おれの親父はもう10年前に死んどるで」
「せやけど明日が命日やなー」と言ってました
もう1人の先輩も、「本当にお父さんやったかもしれんなー」とつぶやきました
きっと何かのメッセージを託したのかもしれません。
なぜか霊魂というのは、直接自分の子供や親など第一親頭の人の前には現れない気がするんです。
こんなことが何度かあったので、決して霊感が全くないとは言えないのかもしれません。
もし私が霊魂であったなら、自分の子供に直接伝えるのではなく、人と人のつながりを大事にしてほしいと思うので、他者を通じて伝えるべきものを伝えるのかもしれません。
私はそのような経験を経て、その先輩のことを今でも気にかけています
怖い話ではないので場違いかもしれませんが、霊魂は何かのメッセージではないかと思う次第です
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話