知り合いの神主に聞いた話です。飲みながらだったのではっきり覚えてないですが、暇な方読んで下さい。
夜中、深夜2時半。
「どんどんどん!どんどんどん!」寝室の扉を叩く音。
「出てたもう」だったか「ちらしたもう」だったか、古い感じの言葉で、低すぎる声で呼ばれた。
間違いなくおかしい声に気付き本殿に直行した。
社殿の裏にある御神木に斧を当てている女性がいる。
これは大変だとすぐ女性を取り押さえた。
落ち着かせて話を聞くと、丑の刻参りを続けたが全く効果がないので、頭に来て仕返しに来たらしい。
完全に基地外の女性だった。
結局警察に連行され、今は精神病院にいる。
丑の刻参りってのは昔よりは減ったけど、まだいる。神主からしたら大迷惑だと言っていた。
三百年の樹齢の御神木に釘の跡やら、斧の跡やら、全く女って怖いなって思いました。
怖い話投稿:ホラーテラー ボクちゃんさん
作者怖話