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短編2
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布団の中で

下手な文章ですが、大目に見ていただけると嬉しいです。

ホラーより不思議系に近いと私は思っています。

私に霊感はないです。ただ勘と言うかそう言うモノが強いそうです。

あれは私がまだ中学生1年になって一週間のことでした。

当時私は、二つの子供部屋を繋げて母、姉、私の三人で使っていました。

その日私は、いつもの偏頭痛で早めに寝ようと一人で部屋に上がりました。

普段と変わりなく布団に入り、照明を一段階暗くして目を瞑りました。私は元々あまり寝付きが良くなく、布団に入ってもなかなか眠ることができませんでした。

寝付けず目を瞑ったまま静かにしていると、階段から

ギシッ.......ギシッ......

とどうも階段を上がってくる音がしたのです。

しかし、一階のドアが開いた音は無く、父、母、姉ではないことは明らかでした。

歩く度に発する音は私の部屋の前でぴたりと止まりました。

音が止んだことにほっと安堵し、水を飲もうと起きあがろうとした瞬間、私は金縛りに遭いました。

幾ら頑張っても手足はもちろん、目さえ開かなくなり、私はパニックに陥りました。

もう一度目を開けようとすると、さっきまでが嘘のようにさっと目が開きました。

その目が見たモノは布団の傍らにぼんやりと在る白い煙のようなモノでした。しばらく見ていると段々見えなくなり、やがて消えました。

その日から、また一週間金縛りは続きましたが、それが一体何だったのかは今でも分かりません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名希望さん  

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