座敷童子

座敷童子は、もともとの発祥は岩手県に伝えられる精霊的な存在とされており、座敷童子が居る家は非常に栄えることから
神様のような存在として、現在も昔話などで語り継がれている。

そして姿かたちは大体4、5歳位の人間の男の子の様であるとも、女の子の様であるとも言われており、中には着物を着た姿であったり
赤いちゃんちゃんこを着た姿であったりというように、その姿は出る地方によって様々であると言われている。

主に岩手県を中心として出没しているのだが、東北地方である青森県、宮城県、秋田県には特によく出ると言われているのである。

見た目は健康的な赤いほっぺたをした垂髪の5、6歳くらいの子供で、年や格好は棲みつく家によって様々とも言われ
下は5歳程度から上は15歳程とされている。

基本としては髪はおかっぱやざんぎり頭が有名で、男の子の場合は縞の黒っぽい着流しの着物を着ており、女の子は大抵赤いちゃんちゃんこや小袖を着ていると
見た子供の話から伺えるようだ。

男の子も女の子も髪型は頭の上にチョンとした曲げを結っていたり、ゆきんこのようなかさをかぶっていたりというように、やんちゃで可愛らしい
姿がイメージできるだろう。

またはっきりとした姿がわからないために、性別が不明な場合もあるという座敷童子は、男女2人の子供のペアで複数が家に住み着いている場合は
家は非常に栄えるとされているのであるが、こういった家はごく稀なようだ。

一般的に座敷童子は姿は子供には見えても、大人には見えないとする説もあり、昔大人数だった子供たちの数を大人が数えるときに座敷童子も一緒に居るが
大人には座敷童子が見えないので、誰が多いのかわからないといった話も有名でよく小説などにも登場する。

また座敷わらしが好きなのはべっこう飴なので、あげると喜ばれたり、けん玉が好きなのでいつも持っていて子供と一緒に遊ぶなどと言うように
イメージで描かれる姿は様々であり、小豆飯も好物なので現在も祠などによくお供えされている。

座敷童子は自分と同じ年齢の人間の子供が大好きなので、純粋な子供には見えるとされているもので、大人には決して見ることができない
神聖な神様として現在も祭り上げられている子供の精霊であるようだ。

また地方によっても座敷童子は様々な呼び名があるのだが、座敷わらしや座敷ぼっこや座敷小僧などと親しみを込めて呼ばれており
変わったところでは「カラコワラシ」などと言うようにその地方によって様々な呼び方が変わっている。

またイタズラが大好きなので足跡をいろりの灰の上に残し、夜中に折り紙を折って遊び、鶴が床の間に置かれていたり、夜の庭でまりをついたり
紙などが丸められていたりというように、まるで人間の子供のような行動をするとされている。

そして座敷童子の去った家は、だんだん衰退していったり、病人が出たりという話はとても有名で、その座敷わらしの特徴としては赤い顔で赤い服を着て
手には赤い手桶を持った姿を見た家族は全員病気にかかったり、わらしが出て行く前触れであったりというように、現在でも様々な解説がされているのである。

そして青森県五戸町では家を新築する際、その家に座敷童子が来て栄えさせてくれるようにと願いを込めて金の玉を床下に埋めておく風習があるとも言われている。

また現在でも青森県の二戸市の民家の中には、家に座敷童子を呼んで家を栄えさせようと、部屋の一画には座敷わらしが好むような
子供用のおもちゃを置いた子供部屋を作る風習も深く根付いているようだ。

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