野生のハギス

"野生のハギス(英名:Wild Haggis)

野生のハギスとはスコットランド・ハイランド地方で見つかった小さな4本足の生き物の名称だ。
一般的には「ハギス」といえばスコットランドの国民的料理の事を指すが、この伝統的な「ハギス」という食べ物のモデルとなったのが、スコットランド・ハイランド地方で見つかった小さな4本足の生き物の「野生のハギス」だと伝わっている。

食べ物の「ハギス」は生き物である「野生のハギス」から作られているとも言われ、パッケージなどには奇妙な四本足の生き物の絵が描かれている事が多い。(スコットランドの国民的料理である「ハギス」は、羊の臓物を刻んで胃袋に詰めて煮込んだ肉の加工品である。)
ただし国民的料理「ハギス」のパッケージに描かれているハギスの中には野生のハギスではなく食べ物の「ハギス」そのものに手足を付けて描かれているものもあり、伝説上の野生のハギスとは大きく異なった姿で描かれることもしばしばある。

「ハギスは野生のハギスから作られる」という逸話のために、スコットランドを訪れるアメリカ人観光客のうち3分の1という数の人々が「ハギスは野生動物である」と信じているとの調査結果が出ている。「せっかくスコットランドへ来たのだからハギスを一匹捕まえてみたいと考えている」という人は4分の1にものぼるともいわれる。(Hall's Broxburnによるオンライン調査:2003年11月26日発表参照)

一般的にハギスの外見は、全身が長い毛で覆われていて丸っこい姿であるといわれている。
エディンバラ城のお土産売り場などではハギス人形を購入できるというほどスコットランドでは人気があり、グラスゴーのケルビングローブ美術館には野生のハギスの標本(人工物)も展示されている。このケルビングローブ美術館の野生のハギスはカモノハシに毛が生えたような姿をしている。

野生のハギスの足の長さは左右でそれぞれ異なり、そのためつんのめる事なく急な丘の斜面を一方向に速く走り回ることができるのだといわれている。
この特徴のために野生のハギスを捕まえる事はたやすく、丘の周りをハギスとは反対方向に走ればよいと伝わっている。

さらに野生のハギスは2種類いるといわれている。
ひとつは長い左足を持つ種で、山の斜面を時計回りに走ることができる。
もうひとつは長い右足を持つ種で、やはり山の斜面を反時計回りに走ることができるといわれている。
ハギスのオスとメスは同じ方向に走れるものどうしでしか交尾しないため、雑種が生じることはなく、それぞれのハギスは共存できるのだといわれている。
また野生のハギスは間違った方向に移動しようとすると、山の斜面からの転倒や落下をまねき、野犬などの野生の捕食者や人間などに捕獲されてしまうという。

興味深い事に、野生のハギスと同じような特徴を持つ伝説の生き物が、カナダやフランスにも存在する。
Sidehill Gougerと呼ばれる伝説上の動物は野生のハギスとほぼ同様の特徴を持っており、カナダのブリティッシュコロンビア州のロッキー山脈に棲息すると伝わっている。
フランスに伝わるDahuと呼ばれるヤギに似た動物はやはり足の長さが左右でそれぞれ異なるという特徴を持ち、山の斜面を一方に進むという。

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