全編100分間に幾重にも張り巡らされた伏線。一瞬たりとも目を逸らしてはならない。全ての“時”が、事件の謎を解く鍵となる―。
主演は、韓国を代表する国際派女優キム・ユンジン。 日本において初めて大ヒットを記録した韓国映画『シュリ』でヒロインを演じ、その後は海外ドラマ「LOST」等活躍の場を世界に移した。 本作で、『国際市場で逢いましょう』から3年ぶりの韓国映画復帰を果たす。
そして、事件を追う神父を演じるのは、アイドルグループ2PMのメンバー、オク・テギョン。 多くのファンに惜しまれながらも、2017年9月兵役任務に就いた。
韓国のみならず、日本での高い人気・知名度を誇る両名が、その完成度に唸り出演の決め手となった脚本は、『プリースト 悪魔を葬る者』のチャン・ジェヒョンが担った。
衝撃のスリラー描写のみならず、散りばめられた伏線と謎解き、そして家族愛。多くの見どころを配した傑作の誕生である。
ストーリー
夫と息子殺しの罪で逮捕された妻。
それから25年後―。
妻は“誰もいない”家へと戻り、事件は再び回り出す。
この家に棲みつく、螺旋の因果が現れる時
失われた真実が紡ぎ出される―。
1992年11月11日。ウィルン洞34番地にひっそりと佇む家で、殺人事件が発生。 夫と息子殺害の容疑で逮捕されたのは、妻のミヒ。息子の遺体も見つからず、ミヒも無実を訴えるが、懲役30年が求刑される―。
それから25年後。仮釈放されたミヒは、息子を探す手掛かりを掴むため、事件が起きた家へと戻る。 その家は長年放置され老朽化が激しかったが、ミヒは“あの時”と同じ何者かの気配を感じ取っていた。
一方、受刑者のケアをしているチェ神父は、家に籠っているミヒを訪ねるが、彼女は頑なに心を閉ざす。 チェ神父は、ミヒを縛り付けている25年前の事件を調べる中、その家にまつわる驚愕の過去を突き止める。 そして、事件から25年後の同日。チェ神父は、ミヒに家を出るように警告するが―。
劇場公開日
2018年3月17日
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