ナチスが生み出した恐るべき秘密とは…?彼らは電波塔の爆破作戦を遂行することができるのか!?

全世界が注目する『スター・ウォーズ ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』の公開を年末に控え、同作の共同脚本、製作を務めるヒットメーカー、J.J.エイブラムス。
『スター・トレック』や『ミッション:インポッシブル』シリーズなども手掛け、今やその名を知らぬ者のないハリウッドを代表する監督のひとりだ。プロデューサーとしても『FRINGE/フリンジ』(08〜13) や『ウエストワールド』(16〜)そして『クローバーフィールド』シリーズ(08〜)といった刺激作を世に送り出し、TVや映画、配信作を問わず活躍している。そんな彼が今回、挑んだのが、この『オーヴァーロード』だ。戦争映画を入り口に、観る者を猟奇的、かつ激しいアクションステージへと誘う混合ジャンルの衝撃作である。
歴史的な背景や性質を踏まえ、フィクションの世界では残虐な悪役として登場してきたナチス。今回はそんなナチスの神秘主義や超自然科学への傾倒をより鋭く尖らせ、戦争がもたらす狂気や戦慄を想像力豊かに描いている。ナチスが生み出した今まで見たこともないような敵と、アメリカ空挺部隊の勇気ある兵士たちとの戦いを描いた本作は、大胆な着想とひねりの利いたスリリングなストーリーで観客をスクリーンに釘付けにし、呼吸さえもおろそかにさせてしまう。加えて戦争映画かと思えば、物語が展開するにつれてホラーのテイストを漂わせ、そして最後にはハイテンポなアクションへと移行するスタイルは、それ自体が過去に例のない作品として観る者を魅了するのだ。

ストーリー

1944年6月、ヨーロッパを圧政するドイツを駆逐するため、連合国遠征軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後、第101空挺師団は、ある重要な密命を帯びていた。彼らの任務はドイツ占領下のフランス・シエルブランという村に降り、連合軍の通信を妨害している教会の電波塔を破壊することにあったのだ。だが戦闘機は敵兵からの激しい攻撃をくらい、兵士たちは敵の領土へと散り散りに落下していった—。
地上に降り立った師団のひとり、エド・ボイス二等兵(ジョヴァン・アデポ)と、
作戦の指揮をとるフォード伍長(ワイアット・ラッセル)たちは森でクロエ(マティルド・オリヴィエ)という名の女性と遭遇する。彼女は、ナチスの科学者が“研究”と称し、村の住民たちを教会に送り込んでいるのだ、と言う。
タイムリミットまで、残された時間はわずかしかない。教会の内側から塔を破壊するため、ナチスの目をそらし、フォードとボイス、そしてクロエは基地へと進入する。しかし、そこで彼らの前に立ちはだかったのは、今まで見たこともない敵だった。

公開

5月10日(金)
TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!

詳細

http://overlordmovie.jp