【1955年】宇宙人とのSEX事件

宇宙人とのSEX事件はブラジルに多く残っている。
1957年10月15日ブラジルのミナス・ジェライス州サン・フランシスコ・デ・サレス村にて、当時23歳の農夫アントニオ・ビリャス・ボアスは、宇宙人に誘拐(アブダクション)され、性交渉を持たされた。アントニオは宇宙人との性交渉の前に何回も明るく輝く発光体を目撃している。

宇宙人にアブタクションされる前の10月5日午後11時を少し過ぎた頃、アントニオが寝る前に窓から畑の上空に明るい発光体を目撃。しばらくしてから、気配を感じもう一度外を見てみると、やはり発光体があった。UFOがこちらに向かってきたため、窓のシャッターを閉めると、UFOは家の上空を通過していった。
14日の午後9時頃アントニオが弟と畑を耕していたところ、頭上90mほどのところにまぶしいほどの発光体を目撃。アントニオは調べてみようと発光体に近づくが、近づくと移動を繰り返し、発光体には近づけず、諦めて弟の元へ戻った。輝く発光体は目を離して数秒のうちに消えてしまったという。

15日(16日の午前1時)にアントニオが一人で農作業をしていた時に、前日に兄弟で発光体を見た場所で巨大な卵型のUFOにさらわれる。
UFOはアントニオのトラクターのライトが見えないほど強烈な光を放ち、上部は回転、その下には窓が並び、紫色の光が見えたという。UFOは瞬間的にアントニオの頭上まで移動し、静止。UFOからは着陸脚が伸び、地面に着陸した。トラクターで逃げようとするが、トラクターが停止してしまい、宇宙人に取り囲まれ捕まりUFOの中へ連れ込まれる。
宇宙人達はこれまでに聞いたことがない叫び声のような、人間では真似できない奇妙な音を発してコミュニケーションをとっていたという。

宇宙人たちは抵抗するアントニオを裸にすると透明な液体を全身に塗り、血液を採取し、別室へと連れて行かれ、しばらくすると部屋の中に煙が立ち込めた。煙は殺菌剤もしくは宇宙人が呼吸をするための気体だったのではないかといわれている。
しばらくして身長130cmほどの小柄な全裸の女性がゆっくりと部屋に現れ、その女性は顔はブロンドで滑らかな髪に大きく長く釣り上ったブルーの目で絵で見るアラビアの女王のようで、プロポーションは非常に美しいが、腕はそばかすで脇の下が血のように赤く、陰毛も明るい赤だったと語られている。
女性は黙ったまま、切望するような目で身を寄せてきた。アントニオは目的を理解し徐々に興奮し始め、女性を抱き1時間近く行為を行った。女性は時折、獣の唸り声のような声を発したという。
行為後アントニオは地上に戻され、トラクターに戻った時には朝の5時半であったという。トラクターはバッテリーのワイヤーが外され、壊れていた。

この事件は「アントニオ・ビリャス・ボアス(AVB)事件」と呼ばれており、医師団や陸軍調査官から厳しく取り調べられ、証言に矛盾やあいまいな点はないとされている。血液が採取されたというあごの部分には小さな斑点が発見され、新しい皮膚のように薄くなっていた。事件後、アントニオはアブダクション症状の極度の眠気や、放射線障害のような症状がみられた。全身の痛み、吐き気、頭痛、食欲不振、灼熱間、光の刺激での皮膚の損傷、膿が出るなどの症状が数か月にわたって現れたという。

アントニオはその後、法律を猛勉強をし、弁護士を開業。1992年に亡くなるまで自身の体験を真実と語っていた。

この事件を事実だとする意見もある一方で、夢をみただけではないかという意見もある。宇宙人との性交渉という公にはなかなか出来ない話題の為、証言が初期の報告ではないこと。また、アントニオは不思議なものを信じやすいタイプであり、記憶の混乱により、そのような体験をしたと勘違いを起こしてしまっているのではないかということのようだ。

以上のような、宇宙人との性交渉に関する似た様な事件は1979年以降にも起きている。