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【1950年代】リバーサイド事件

1955年8月22日、米カリフォルニア州リバーサイドで、4~15歳の少年たち8~9人がUFOを目撃、その中から現れた宇宙人に誘拐されそうになったとされる事件。

(事件の概要)
米カリフォルニア州リバーサイドにある民家の庭で、4~15歳の少年たち8~9人が遊んでいた時のことである。
家の上空に、太陽が半分になったような奇妙な物体が出現しだ。その物体が消えると、今度は円盤型のUFOが出現、回転しながら空中に静止した。円盤は銀色がかっており、さまざまな色を放射していた。
このUFO以外にも、いくつかの半透明のUFOが出現しだり消えたりした。そして現われたり消えたりするたびに、ピーンという昔を立てたという。

そして一番色が鮮やかなUFOが、家から半ブロックほど離れた野原に着陸したという。少年たちによると、そのUFOは、家3軒分くらいの大きさがあり、側面から上に向かってアンテナが突き出ていて、アンテナの先には灯りが輝いていた。

そして着陸したUFOからは、奇妙な宇宙人が現われた。

最初に現れた宇宙人は、身長は4歳の子供くらい、一メートル強ほどで、体は透き通っていた。目と口は大きく、真っ赤だった。鼻にあたるところには菱形のものが四つあり、ダイヤモンドのように光っていた。足か触手のようなものが四本あり、腕は肘のところで二つにわかれていて、一方が上を、もう一方が下を向いていた。
宇宙人は、腰にベルトをしていて、それには丸い鏡のようなものがついていた。

隣の家の前には、別の宇宙人がいた。その宇宙人は、最初に現れた宇宙人に似ていたが、もっと体が透き通っていて、体ごしに背後にある壁が透けて見えていた。しかも、地面に立っているのではなく、空中にフワッと浮かんでいたという。

別の少年によると、彼の六メートルほど前方に、銀色の腕だけが浮かんで、彼を手招きしたという。すると少年の体は宙に浮き、気づくと屋根のてっぺんに立っていたという。その後、屋根から落ちてしまったが、なぜかケガひとつなかったという。

別の少年は、UFOに近づこうとしたが、見えない力に止められた。彼によると、この時、二丁拳銃を持った奇妙な宇宙人が現れ、銃を発射して彼をマヒさせたとも言う。

そして最初に現れた宇宙人が少年の一人に話しかけてきた。
「近くの木に登って待つように、そうすれぱ15分後に、UFOに乗せてやる」というのである。
話しかけられた少年ともう1人は宇宙人の言葉に従って木に登ろうとしだ。だが、年長の少年たちが危険を感じ、庭の散水用ホースを振り回して彼らを木から引きずり下ろした。
この事態はまさに危機一髪だった。というのは、ほんの数分後に、UF○がその木をかすめて飛び去っていったからである。

これは宇宙人による子供の誘拐未遂事件だったのかもしれない。
事件の後も長い間、少年達は宇宙人に脅えていたという。

リバーサイド事件の調査を行なっだUFO研究家たちは、信じられないような話だが、目撃者の少年たちが真実を語っているという印象を受けたという。

この事件が起きた1955年8月22日は、アメリカの別の場所でも似たようなUFO事件が起きている。ケンタッキー州、ケリー=ホプキンスビルの農場で、着陸したUFOから現れた宇宙人が、住人たちに襲いかかったというのである。(【1955年】ホプキンスビル事件 参照)
宇宙人の姿かたちは異なるが、UFOが発光していたこと、宇宙人が空中に浮かんでいたことなど、共通点も存在する。

出典/参考資料
『宇宙人大図鑑』(中村省三、株式会社グリーンアロー出版社)
『宇宙人の死体写真集』(中村省三、株式会社グリーンアロー出版社)

『Passport to Magonia』p. 251, case 373( Jacques Vallee)

『URECAT - UFO Related Entities Catalog
/AUGUST 22, 1955, CASA BLANCA, CALIFORNIA, USA, KERMIT DOUGLAS AND 7 OTHER KIDS』
:http://ufologie.patrickgross.org/ce3/1955-08-29-usa-casablanca.htm

Encounters with Aliens on this Day:http://www.ufoinfo.com/onthisday/August22.html

『ufoinfo.com』:http://www.ufoinfo.com/magonia/part4.shtml