1977年にイギリスのウェールズ地方の小学校の近くで、児童達によってUFOが目撃された事件が起きた。
このUFOの目撃した児童は合わせて15名。
これが1977年に起きた、ウェールズのUFOウェーブ事件である。
目撃事件が発生したのは1977年の2月4日。イギリスのウェールズ地方のブロードヘイブン呼ばれる一帯にある小学校での事である。
その時児童たちは昼休みで、校舎のすぐそばの野原でサッカーをしていた。
そこで児童の一人が少し離れた野原にUFOらしきものが着陸するのを目撃した。
それを聞いた数人が後者に戻ってその事を伝えたて、計15名の児童がこのUFOを目撃する事になるのだった。
後日に噂を聞きつけた地元の新聞社がこの児童達にUFOはどんな様子だったから取材したところ、以下のような証言を得る事ができた。
・UFOの大きさはバスくらいだった。
・皿を二枚程度同じ向きに重ねたドーム状の形状だった。
・側面に出入り口のようなドアがあった、そこから会談のようなものが垂れ下がっていた。
・UFOの上部の部分は点滅していた。
・唸るような音を立てていた証言する児童も複数いた。
以上の証言をまとめると、1960年代にアメリカで全域で頻繁に目撃された、もっとも典型的な形状であるフライングソーサー型のUFOの特徴を多く具えているように思える。
また児童の中にはそのUFOの周囲に人間の姿によく似た宇宙人らしき人影を目撃したという証言もある。
その特徴としては以下である。
・肌は銀色で耳は尖っていた。
・ヘルメットのようなものをかぶっていた。
・小柄で背はあまり高くなく、子供くらい身長だった。
児童たちがUFOを遠巻きに観察していた時間は20分に及ぶといわれ、その間に児童の一人が校長にこの事を伝えに走ったが、信じてもらう事ができなかったそうである。
UFOは特に大きな動きを見せる事は無く、児童たちは昼休みの時間も終わるので一旦後者に引き揚げた。
それから放課後の3時半くらいにもう一度見に行ったが、その時はもうUFOは一見見当たらないように思えたが、突然茂みから飛び上がって飛び去ったという。
その後、それを目撃した児童たちは家に帰り、その事を家族に報告した。
この事は地元のUFO研究家であるランドル・ジョーンズ・ピュー(以下、ランドル)の耳にも入ってきた。
ランドルは目撃したという児童達と共に現場を訪れたが、その時は激しい雨が降っていたこともあってか有力な手がかりをつかむには至らなかった。
後日ランドルは地元の新聞社の記者も伴って再度現場に赴いた。
そこでも有力な手掛かりは得られなかったが、この事は地元の新聞によって大々的に報じられる事となる。
当初は問題にしていなかった小学校の校長も、ニュースになった事を機に重い腰を上げ、目撃した児童達にUFOの様子を絵に描かせるなどしてランドルに協力した。
その絵は現在で記録として残されているが、描いた時はすでに目撃から数日経過していたし、ランドルや記者と話し合いながら描いた絵という事もあってかなり曖昧なものになってしまっている可能性が高い事は覚えておきたい。
それからおよそ2週間後の2月17日に、こんどはこの小学校の女性教師によって、再びUFOが目撃された。
その日はどしゃ降りの雨だったが、目撃された場所は以前に児童たちが目撃した場所とほぼ一致していた。
UFOはその後すぐに飛び去ったと女性教師は証言してる。
それから夏が終わりくらいまでのおよそ半年間に、この近辺でUFOの目撃情報が多数寄せられ、マスコミやUFOの研究者たちに大きく注目される事となる。
かなり信憑性が高いとされる証言もいくつか記録に残されている。
もし興味がある方はぜひ調べてみてはいかがだろうか。
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