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【1996年】ブラジルUFO墜落事件

身長1~1.2メートル、頭に3つの突起物があり、大きな目は真っ赤、指は3本、褐色の肌は脂ぎったような光沢があり、強いアンモニア臭を放つ。これは1996年1月20日にブラジルのバージニア市郊外で生け捕りにされた宇宙人の肉体的特徴だ。多くの目撃者や関係者の証言があり、この日、UFOの墜落と宇宙人捕獲という大事件が起きた可能性は極めて高い。
一連の出来事は、午前1時ごろに潜水艦のような形の灰色のUFOが目撃されたことから始まる。家畜の異様な騒ぎに外を見た農場主が、丘の向こうに消えるまで約30分も観察していた。そして、夜が明けると異様な生物が出現する。まず、公園に謎の生物出現との通報を受け、消防署が駆けつけて生け捕りにした。陸軍の兵士も派遣され、それを木箱に押し込めて運び去った。午後には公園の周囲で3人の少女が怪物に遭遇。自宅に逃げ帰り、話を聞いた母親が通報したが、この生物は消防署員が駆け付けたときにはいなくなっていた。
他の場所でも目撃証言は多く、総合すると2人の宇宙人が捕獲され、一方は病院でケガの治療を受け、もう一方は死んだという。だが、そこから先の足取りはわかっていない。死体を入れた木箱は兵士たちがトラックにのせて運び出したが、その行き先は300キロ離れた陸軍士官学校で、その後、密かにアメリカに移送されたようなのだ。そもそもUFOがブラジルに現れた時点で、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)がそれをブラジル航空防衛司令部に連絡しており、アメリカとブラジルの軍は連携して宇宙人捕獲を進めたといわれている。
宇宙人の出現は即座に現地のマスコミで報じられ、隠蔽工作が行われる前に広く知れ渡った。ただし、宇宙人を素手で捕まえた兵士が数週間後に急死した一件は、ブラジル政府が封印したと言われている。