アリカ・モンスター

タグ

アリカ・モンスター(Arica Monster)はチリに出現するというUMA。

チリにはアタカマ砂漠と呼ばれる広大な乾燥地域が存在しているが、アリカ・モンスターはこの砂漠を貫く幹線道路に現れるという。

ヘルナンド・キューバス将校は大人3人子供2人の家族で幹線道路を通っていたところ、発達した太腿をもった、ジュラシックパークのラプトルに似た生き物2匹と遭遇したという。

2004年には、この地域を旅行していたスペインの大家族アベット・デ・ラ・トーレ・ディアス家がアリカ・モンスターと遭遇。彼らは「直立したカンガルーみたいな生き物」と報告した。

アリカ・モンスターの正体は、他の恐竜型UMA同様に獣脚類の生き残りという説があるが、その他の興味深い説として「シュヴォサウルス科」の生き残りではないか、というものがある。
シュヴォサウルス科は2億年前に生きていた爬虫類のグループで、恐竜ではなく分類的にはもっとワニに近い。見た目は恐竜とそっくりで、顔も小さく二足歩行する。
シュヴォサウルス科の生き物はアルゼンチンなどから化石が見つかっているため、地理的には問題ないだろう。
2億年前から現在に至るまで、大量絶滅が何度も起こっているため、彼らが人知れず生き残っている可能性は絶望的だが、生き残っていたならこの上ない大発見である。