フェアバンクスのアロサウルス

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フェアバンクスのアロサウルスは、アメリカ・アラスカ州に出現したUMAである。

フェアバンクスのアロサウルスは、2012年にインターネット上で報告された。なんと、初出は個人ブログや掲示板などではなく、パンダのマークで有名な世界自然保護基金の投稿ページだった。

13年前の1999年9月、投稿者はフェアバンクスのホテルから車を走らせていた。
すると、車の後ろに巨大な生物がいるのに気がついた。高さは9メートルもある。怪物は車内を覗き込んでいた。この時横には幼体がおり、2体の幼体に餌を与えてようとしていたという。
投稿によればこの時、別のグループも通りかかり怪物を目撃していたというが、彼らからの報告は知られていない。

この投稿は、掲載期間が終わったか、あるいはイタズラと判断されたのか、現在閲覧不能となっている。

興味深いのは、この付近で過去に恐竜型の生物が目撃されている点だ。
フェアバンクスはパートリッジクリークから近いが、パートリッジクリークでは1903年から1907年にかけてケラトサウルスに似たUMA「パートリッジクリークの怪物」が目撃されていた。アロサウルスとケラトサウルスはたいして近縁ではないが、目の上にトサカを持つ点は似ている。
パートリッジクリークの怪物の報告は、作家として知られるジョルジュ・デュプイによるものであったため、創作(小説)であった可能性が高いと言われる。
アロサウルスの報告は、ある意味でデュプイ氏の「二次創作」とも考えられるが、デュプイ氏の報告も2012年の報告も事実で、北米北部には未知の怪物が潜んでいるのかもしれない。