ビースト・オブ・ベックリー(The Beast of Beckley)はアメリカのウェストバージニア州ベックリーに出現したUMAである。
2001年あるいは2002年の夏、投稿者「レイヴン」の弟が、家から目と鼻の先にあるにも関わらず、祖母の家に迎えに来て欲しいと母親に連絡をする。
母親の迎えを受けて帰ってきた弟は、迎えがなければ帰って来れなかった理由に関して、「185センチ以上の背丈を持つ、体が黒く黄色い目をした怪物」が鋭い歯を出して微笑んでいるのを目撃したためだと話した。
数日後、弟の見た怪物が気になっていたレイヴンは、友達を連れて祖母の管理する土地を探索することにした。
自分で発案したレイヴンだったが、探索しているうちに不安になり、友達の後ろについて歩いていた。
前を歩く友達が丘を下っていた時、レイヴンは茂みの中にしゃがみ込んでいる怪物に気がついた。怪物は弟の証言と同じで、黒色で黄色の目をしていた。しかし、弟が見なかった特徴もあった。間違いなく一体の怪物であるにも関わらず、目は二つではなく四つあったのだ。
怪物はレイヴンに気がつくと、凄まじい咆哮をあげ、棍棒にでもするつもりか転がっていた木の枝を手に取った。
怪物が襲いかかってくる前にレイヴンと友達は急いで逃げ出し、怪我なく生還することができた。
翌日、2人が同じ場所を訪れたところ、木に怪物がつけたであろう爪の跡が残っていた。
レイヴンと弟の怪物との遭遇はこれで終わらず、レイヴンが最後に見たのは2014年11月のことだった。午前3時頃、室内にいたレイヴンは窓の外に、駐車場に黒色の人型生物がいるのを見た。怪物とレイヴンは窓越しに睨み合い、数分の後に怪物は立ち去った。
詳しくは語られていないが、弟は2019年2月ごろにもこれを目撃したという。
レイヴンは、この怪物が自分を追跡しているように感じていると語った。レイヴンは街中であっても、休暇で遠出している時も、常に怪物が近くにいる感覚がしたという。
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