シルワネ・マッツィ

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シルワネ・マッツィ(Silwane Mazzi)は南アフリカに現れるというUMAである。

南アフリカのクワズール・ナタール州を流れるモフォロジ川に出現するといわれ、文章化された目撃例は一件のみ知られる。

1937年にアレコ・リリウスという人物がモフォロジ川を訪れたところ、そこには恐竜のような生物がおり、リリウスが先ほどまで恐竜のような生物がいた場所を調べたところ三本指の足跡が残っていたという。

容姿は「恐竜のよう」としか言及されておらず具体的な外見は不明であるが、一般的に植物食傾向の強いものが多く含まれる「鳥盤類」、その中でも特にハドロサウルス類のような外見で想像される。
ハドロサウルス類は、アフリカからはモロッコ産のアジナビアという恐竜が知られている。

しかし白亜紀の恐竜であるために、シルワネ・マッツィの正体がアジナビアの生き残りとは考えるには時間的な問題があり、有力な説とは言えない。

現代のアフリカにおいて三本指の足跡を残すことのできる大型生物にはサイがいる。
既知の生物の誤認だとしても、新種だとしても、サイあるいはそれに近い種類であると考えるのが有力な説と言える。