サチャママ(Sachamama)はペルーに出現したとされる非常に巨大なUMA。
サチャママはペルー-エクアドル一帯で信じられているという蛇の神である。風のウェイラママ、水のヤクママ、地のパチャママという他の属性を持つ蛇の神と並び、森の蛇であるとされている。
そんなサチャママだが、信仰だけの存在でなく実際に目撃されたことがある。
サチャママが目撃されたのは1997年8月14日、ペルー北部に位置するヌエボ・タクナ村の、アマゾン川の支流の一つであるナポ川でのことだった。
主要な報告者マキシモ・イヌアカリとルイス・イルマの証言を総合すると、目撃は以下の通り。
その日、熱帯雨林で巨大で非常に重いものが動き回っているかのような轟音がとどろいた。
そして時間をおかずに、サチャママが熱帯雨林からナポ川へと姿を現した。
サチャママは胴体の中程に貝殻を持った蛇のような姿をしており、象の鼻のような二つの触手、90センチの耳のような構造、突き出した口を持っていた。
ナポ川に辿り着いたサチャママは水中に飛び込み、その際に発生した巨大な渦にボートが数隻引き込まれた。
サチャママは移動の際に木を根こそぎにし、サチャママの移動した後には長さ487メートル、幅9メートルに及ぶ巨大な溝ができていたという。
知られている限り、サチャママほど大規模な破壊をもたらすことのできる生物はいない。
大きさの面では常識外だが、既存の生物では何に最も近いかと未確認生物研究家が盛んに議論している。
超巨大な水棲カメであるという説と、巨大な巻き貝であるという説があるが、どちらも決め手に欠ける。未確認生物研究家のカール・シューカーによれば、殻のような構造さえなければ、特徴が一番似ているのはアシナシイモリだという。
アシナシイモリとの類似した特徴やその大きさから、中南米に出る別のUMAミニョコンとの関連も示唆されている。
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