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バウォコジ(Bawokozi)は南アフリカに現れたというUMA。
2011年3月、南アフリカ・ステイトラービルの街カルーで葬式中に奇妙なものが目撃された。スーツを着た葬列者に見えたそれは、豚に姿を変え、そしてコウモリに似た姿になって飛び去った。
その後も教会付近で奇怪な生物の目撃は続いた。目撃者の1人は礼拝中に怪物が教会の窓を覗き込んでいるのを見たという。

4月11日、警察は現地住民に怪物がまた現れたら写真を撮ってほしいと話した。
この会合の後、住民は木の下にいる怪物の写真を撮ることに成功した。しかし、撮影時は人型であったにも関わらず、写真に写っていたのは見たこともない動物であった。

4月24日の夜、居酒屋付近でナジフォという人物とその友人が歩いていたところ、黒いジャケットを羽織った男がボーッと佇んでいるのを発見した。
ナジフォ氏はジャケットの男がなにか悩んでいると思ったのか、「どうしましたか」と声をかけた。
そうしてジャケットの男に近づいたナジフォ氏は、信じられないものを目撃する。ジャケットの男には頭部がなかったのだ。
頭のない男は瞬時に、牛ほどの大きさもある怒り狂った犬に変化した。一連の変身を目撃したナジフォ氏と友人は恐ろしくなって逃げ出した。

ナジフォ氏の目撃の直後、別のグループも同様のものを目撃し、超巨大な猿の姿になって姿を消したという。

4月26日の朝、現地でバラバラにされた3人の農民の遺体が発見され、バウォコジの仕業だと考えられた。
これ以降、特にバウォコジが報告されることはなかった。

バウォコジは死と共に現れ、死と共に消えたのだ。

バウォコジのもつ変身の性質はとても奇妙だが、このUMAについて当時取り上げたのは胡乱な情報源のみであるため、全てがでっち上げかもしれない。