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テキサスのパハロ

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テキサスのパハロは、テキサス州に現れたという有翼のUMA。テキサスビッグバードとも呼ばれる。
今回は、パハロ騒動だけでなく、関連すると思われるUMAも取り上げる。

パハロ事件は、1975年から1976年にかけて起こった。
一連の事件の中の時系列はやや不明瞭なところがあり、紹介される媒体によっても異なるため、今回紹介するタイムラインも一例に過ぎない。

1975年12月26日、テキサス州レイモンドビルの牧場経営者ジョー・スアレスが牧場の点検作業中、血溜まりの中にヤギが死んでいるのを発見する。
ジョーがヤギの死体を調べたところ、右半身が丸ごと失われており、肺と心臓がなく、鼻に噛み傷があることがわかった。
彼は普通の野生動物の被害とは違うことに気がつき、すぐに警察に通報した。
警官は、血液がまだ暖かいことからヤギはジョーが発見する直前に殺されたこと、そして周りに動物の足跡がないことを発見した。
つまり、飛行する何者かが着地せずにヤギを狩ったか、違う場所で狩って飛んで運んできたことになる。

1976年1月1日、テキサス州ハーリンゲンでトレーシー・ローソンとジャッキー・デイヴィスという名の2人の少女が野原に鳥に似た生き物がいるのを発見。
顔は禿げたゴリラに似ていて、嘴はきわめて短かった。

1月2日、昨日の目撃の話を聞いたトレーシーの父親が現場を調べたところ、三本指の足跡が残っていた。

1月7日、警官のアルトゥーロが船のヘッドライトに照らされた何者かを目撃。
アルトゥーロの同僚ホーマーは、アルトゥーロの目撃から数分後に空中を舞う黒い影を目撃した。

同日午後8時半ごろ、テキサス州ブラウンズビルのトレーラーハウスに住むアルヴェリコ・グアハルドが食事をとっていたところ、トレーラーハウスの側面に何かが衝突した。
アルヴェリコは、食事中のため手元にあったナイフを持ったまま外に出た。
すると、衝突箇所のあたりに大きめの生き物がうずくまっているが、暗くて見えない。
ステーションワゴンのヘッドライトで照らしてみたところ、それは120センチほどで、猫かコウモリのような顔をしていて、皮の翼をもった鳥のようだが鳥ではない何かであった。
それは、ヘッドライトを不思議そうに見つめていたが、二、三分ののちに未舗装道路へあとずさり、闇の中に姿を消した。

1月14日午後10時半ごろ、この騒動で最も衝撃的な遭遇が発生する。
テキサス州レイモンドビル北部の義母宅のポーチ(屋根付き玄関)でタバコを吸っていたアルマンド・グリマルドという若者は、コウモリに似た羽ばたきと奇妙な口笛のような音を聞いた。
その直後、近所の犬が騒ぎ始め、アルマンドはその異様さにあたりを見回すが何も見えない。

彼が家の反対側を見に行こうとしたとき、突然何者かの鋭い鉤爪で背を掴まれた。
するとそこには赤い目の猿かコウモリのような顔で、3メートルから3.6メートルのコウモリに似た翼をもち、黒い皮の体表をもつ生物がいた。
生物は最も容易くアルマンドの衣服を引き裂いた。彼はパニックに陥りながら必死に地面に張り付き身を隠そうとする。
その生物は鳴き声をあげて飛び去った。

妻と隣人が駆けつけ、警察が到着するまで、アルマンドは茂みの中でずっと「パハロ」と繰り返していた。パハロとはスペイン語で鳥の意味だ。

1月某日、テキサス州ブラウンズビルの池でフォート姉妹が、自身と同程度の背丈のコウモリの顔をした黒い鳥を目撃した。

2月24日、3人の学校教師が運転中に翼幅6メートルの鳥が道路の上を飛行しているのを目撃した。

一連のパハロ騒動はこれで終了したが、関連すると考えられているUMAはこれ以降も出現しているため、これも紹介する。

1983年9月14日、テキサス州ロス・フェレノスのハイウェイで、翼長4メートルの巨鳥が目撃される。歯の生えた鋭利な嘴を持ち、喉袋があった。
以前の報告によればパハロの嘴はそれほど顕著ではないため、パハロではない別の飛行UMAであった可能性がある。

1986年、テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターでガーゴイルのような生物「NASAガーゴイル」が目撃された。
この報告によれば、番犬のジャーマンシェパードが殺害されているとされているため、パハロと性質が近く同様のものかもしれない。

2000年5月2日、テキサス州サンタフェの牧場で羊8頭が殺害された。これらの羊は全てメスで妊娠していた。
この地域の野生動物には大人の羊を狩れるものは存在しないという。

5月3日、テキサス州コラグーナ・レドンダで女性が全高2メートルの有翼生物を目撃。

5月4日、テキサス州コラグーナ・レドンダで野犬の死骸が発見される。首に牙を思わせる2つの孔が穿たれており、最近羊を狩り、女性に目撃された謎の生物の仕業だと考えられた。

2000年5月の一連の騒動はチュパカブラによるものともされるが、目撃された生物は一般的なチュパカブラ像と逸脱していることや、同地域で過去にパハロ事件が起こっていることを考えるとパハロと同種の生物という説が濃厚である。

2006年1月24日、テキサス州ディケンズで、ゲートポスト上に立つ1メートルの有翼生命体が目撃される。直前にこの地域ではアヒルの殺戮事件が起こっており、この生物の仕業ではないかという。
ただし、同時期にコヨーテと野犬の交雑個体がこの地域をうろついていたことが判明しているので、アヒル事件はコヨーテ野犬の交雑個体によるものかもしれない。

2010年代後半から2020年代にかけて、テキサス州では「テキサスの屋根の怪物」が報告された。いずれも屋根に何か重いものが着地したような音がしたというもので、その姿は目撃されていない。

2019年、テキサス州エルパソで女性が2度屋根の怪物の音を聞いた。
1回目は夜中のことで、夫が寝ている時なにか屋根に重いものが着地した音が聞こえた。
2回目の時は夫は起きていて、謎の音を聞いて夫が確認しに向かったが、何も見つけることはできなかった。

2020年9月1日、テキサス州ドナでRV車の中で生活している人物がテレビを見ていたところ、銃声が聞こえた。
それから10分後、突然飼い犬が吠え始め、車の屋根の上に何かが着地した音と振動がした。報告者は車の屋根越しにライフルで射撃しようと考え、次に音がしたら撃とうと構えていたが、最初の着地以外何も聞こえなかった。
しばらくして外に出たところ、飼い犬は空に向かって吠えていたという。

翌日、報告者は近隣住民に聞き込みをしたところ、車の屋根の着地から30分ほど前に「謎のざらざらした音」を聞いた住民がいた。また、別の住民は4時半ごろに野生のコヨーテが大騒ぎするのを聞いたという。

2021年の5月か6月、テキサス州ウェスラコである人物が午前2時に帰宅したところ、家族が「屋根に重いものが落ちた」「重い足音がした」と騒いでいた。そこで外に出て確認してみたが、何も見つけることはできなかった。

報告者に聞込みろ、車の屋根0分ほど前にした音」を聞いた住民た、別半ごろに野生ヨーテぎするのを聞という。 spacebar clicker

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