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ボーンレス(Boneless)はイギリスに出現したUMAだ。

1950年9月、鉄道関係の仕事に従事するジョン・デイヴィスがバイクに乗ってロングデンデールバレーにある自宅に帰る途中、見たこともない生物を目撃した。
巨大な黒いナメクジのような生き物が道路を横切っていたのだ。しかし、頭部はナメクジのそれではなく、クジラに似たもので、真っ黒な瞳孔を持つ眼球がグルグルと回っていた。
この奇怪な生物はズリズリと引きずる音を立て、近くにある湿地の方向へ丘を登って行った。

この時生物を見たのはデイヴィス1人だったが、デイヴィスの友人を含む数人が別の機会に同様の生物を目撃したという。

未確認生物学者のカール・シューカーはこのボーンレスを「肉体的生物に類似した外見の超自然的実体」としている。つまり、肉体を持つ生物ではなく、生物のように見える超自然的な現象であるというのだ。

また、これを現象ではなく肉体を持つ生物そのものと仮定した場合、その大きさや陸上で体を支え移動することができたことから、その名に反して脊椎動物ではないかとされる。