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20✕✕年 〇月 △日 水曜日
 友達や先生から無視される様になった。しかし、無視のレベルが尋常ではない。一応少し話せる人もいるが無視されることを話題に出すとはぐらかされる。理由は分からない。今日も辛い日々が続く。しかも彼らは学校から僕を校外へ出してくれないのだ。僕の行動は全て読まれているかのように。

20✕✕年 〇月 □日 木曜日
この日僕は無視の理由を少し話せる友達に聞いてみた。はぐらかされた。しかし今日はここでは終わらない。さらに強く問い詰める。床に押し倒して「教えろ!」と何度も叫ぶ。彼は何も答えない。ただ涙を見せながら一生懸命に抵抗する。僕はその涙と必死に手足を動かす彼を見てそれ以上何もできなかった。

20✕✕年 ◯月 ◇日 金曜日
今日は別のことを試す。どんな手段を使っても校外へ出るのだ。まずは授業中。この時間なら全員が各教室か職員室にいるはずだから。しかし、これ予想は大きくハズレた。階段の前には複数の生徒や教師がいた。僕は引き返し、次のチャンスを待った。次は昼休みだ。立ちはだかるヤツらも元は人間(今も人間かもしれない)なので、ヤツらも食事は摂るだろう。僕はすぐさま行動した。この予想は大きくあたっていたが昇降口の前には人がいる。知ってる人ばかりだ。きっと僕を止めに来たのだろう。だがその中には同じクラスのヤツもいた。すれ違った記憶はない。僕はそんなことをふと思ったが、全力疾走でヤツらの一人に突撃した。勝利を確信したとき、ヤツらは振り向いて追いかけてきた。幸いそこまで早くはなかった。校門まで走るとそこには異世界が広がっていた。建物が伸び、異様に広い道。その先にある踏切、日は落ち月が昇っている。頼りになるのは蛍光灯の光のみ。登校してきた道とは思えぬような光景だった。ヤツらはまだ追ってきている。家まで走って鍵を閉めれば良い話。それはとても簡単だった。家で鍵をかけ家族の帰りを待った。家族で夕食を食べ終わったとき、今日の出来事をみんな家族に話した。みんな嘘だろと思いながら聞いていたが、母親は真剣に聞いていた。

20✕✕年 〇月 ☆日 土曜日
今日、母親に呼び出され学校に向かった。先生たちは無視をする。母親は気にせず歩く。ついた先は体育館だった。しかしそこにはあるはずのない祭壇があった。母親はそれを僕に見せた。看板にはこう書いてある。

「アポロドロスの呪い 特定の人しか見つけられない特別なあなたへ。この祭壇は龍神様がこの世に来て下っさたときに作られたものです。祭壇の前でタオルをバツ字を作るようにふればそうすると、あなたに豪運の波動を感じさせあなたの金運を上昇させます。しかしてこれはあくまで呪いです。解くためには呪われた人を見つけ、祭壇を見せることです。」
とかいてある。僕は呪わたことを理解し、呪ったのが母親だということも理解した。理由はあったからやってみたらしい。衝撃的だったが、それもしょうがない、特定の人だけが見れたり儀式が簡易的な内容などと、簡単にやりやすくほんの少し魅力的だった。しかし相手に悪意がなくてよかったと思う。悪意があったら、この祭壇は見せてもらえなかっただろう。そのまま家に帰った。今日は少し頭が疲れた。

20✕✕年 ◯月 ▽日 日曜日
今日、昨日の祭壇について調べようと思い掲示板に書き込んでいる。書き込みが終わり、他の人の反応を見ていると、何やら有益な情報が。

「学校の体育館に特定の人だけが見ることのできる祭壇の前でタオルをバツ字を作るようにふる。そうすると、儀式者の呪いたい人が呪われるが実際は呪いたい相手の周りを呪うことができる。呪いを解くためには祭壇を儀式者が呪われた人に見せることで呪われた人は祭壇を見ることができるようになる。
呪われた人は人のような扱いを受けなくなるつまり無視される。」

「学校の体定のることのでタオルをバツ字を作。そうするとが呪わるが実いた周りをこときる。
amanda the adventurer

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