コアラドン(Koaladon)は日本に出現したというUMA。
コアラドンは2003年7月24日に「不思議大好き人間 UMA(未確認動物)の掲示板」というUMA愛好家の交流掲示板で報告された。
目撃があったのは20年以上前(1980年代前半以前)の小学生時代であった。
投稿者の友人が竹藪にカブトムシを探しに行ったところ、背後の竹藪がガサガサと音を立てた。
振り向くと、目と鼻を持たず、後光の差したような白色のコアラのような生き物が竹につかまってケラケラと笑っていたという。
この目撃は日本国内でのことだろうと考えられるが、詳細な場所に関しては不明である(投稿者のハンドルネームが“信州松本1号”であったため、長野県であった可能性も考えられるが、文中では触れられていない)。
投稿者によれば、目撃が発生したのは小学生時代だったものの、話は中学時代に聞いたものだという。目撃した友人は嘘や冗談を言うような人物ではなく、真剣に話していたという。
友人はすでに他界しており新たに話を聞くことはできなかった。
掲示板中では正体に関して、妖怪や宇宙人といった荒唐無稽なものから、ヒバゴンの近縁種とするもの、現実的な野生動物として新種の猿、野鳥、コウモリなどが挙げられていた。
野鳥説は議論の中で否定されていたが、この議論では話が噛み合っていない部分が見られ(おそらく逆光の誤記の“逆行”のせいか、「鳥なら逆さまになれないのではないか」という話が出ていた)、十分に考察されていたとは言い難い。また、議論の中で出た「野鳥ならコアラほど大きく見えない」といった部分はフクロウや鷹のような猛禽の存在を無視している。
このことから野鳥も視野に入れ形態から考えると、コアラドンは目を閉じたフクロウであった可能性がある。
しかし、目撃者がすでに他界しているため、この見解が正しいかは永遠の謎となる。
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