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摩周湖のマッシー

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マッシー(Massie)は北海道の摩周湖に生息しているといわれるUMA。
摩周湖には1926年に北米原産のウチダザリガニが放流され定着しているが、マッシーはそんなザリガニのUMAだといわれる。

1975年、北海道水産局の職員が、友人の父親が捕獲した巨大なザリガニを見せられた。このザリガニは全長1メートル、胴体部分だけで50センチはあったとされている。
職員は標本化や撮影を申し出たが、これらは全て拒否された。

同年、密漁者が甲長47センチのザリガニを捕獲した。しかし違法であったためこのザリガニは公式には報告されなかった。

1978年、鱒の密漁者が60センチのザリガニを捕獲した。しかし、やはり違法であったためこのザリガニは公式には報告されなかった。

1985年、また密漁者が60センチのザリガニを捕獲。しかしやはり違法であったため報告はされなかった。

2012年10月19日、摩周湖で撮影された映像がYouTubeに投稿された。動画には、湖面を白い波を立て移動する謎の物体が映っていた。
目撃者は当初馬が泳いでいるのかと思ったが、その速度は船よりも速く、モーター音も聞こえないため、彼は馬でも船でもないと考えた。
他の報告例とは大きく異なるが、ザリガニはバックで泳ぐことができるため、映った物体が生物だとするとこれもマッシーであるかもしれない。

2014年8月、国立環境研究所と朝日新聞が湖底の調査を行った際、最深部211メートルの湖底に一連の足跡のようなものが発見され、この画像は2015年5月に公開された。
この画像はインターネット上で摩周湖のマッシーの証拠ではないかと盛り上がった。
金沢大環日本海域環境研究センターの西川潮准教授と北海道立総合研究機構稚内水産試験場の川井唯史主査は、この足跡がザリガニに由来するものの可能性を示した。
マッシーはザリガニ型の生物と考えられているため、この分析はこの足跡がマッシーである可能性を否定するものではない。

マッシーに関しては海外で詳しく考察されているが、それによれば、ザリガニが導入されたのは1926年だが、ザリガニは性成熟するまでに時間がかかり、70年代までに存在する世代数はそれほど多くないはずで、これほどまで劇的な巨大化が起こる可能性は極めて低く、このようなザリガニが存在できるとは考えにくいという。