千葉県船橋市田喜野井6丁目18−1
昔、この田喜野井の村に、「おはん」という娘が住んでいた。「おはん」は、おはぐろに使う五倍子(ふし)を採ろうとして、池の木に登り、誤って池の中に落ちてしまった。村人が池の中を捜索したのですが、見つからなかったそうです。後日、村の家が火事になったとき、その焼け残った柱などを池に捨てたところ、すべて沈んでしまったそうで、それほどまでに深い、いわゆる「底なし沼」であったと言われています。そんなことから、村人達は、誰言うともなく「おはんが池」と呼ぶようになったそうです。
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