三重県多気郡多気町相鹿瀬336
県道119号線にある旧女鬼トンネルは、三重県内でも有数の心霊スポットとして地元では知られている。熊野街道(熊野古道)伊勢路の最初の難所であり、ここで命を落とした旅人も少なくないという。女鬼峠の西にあるトンネルで、鉄製の扉が入り口の両側に設置されているため、トンネルを通過することはできない。幾つかの噂としてトンネルの上に処刑場があったなどの噂があり、付近で女性の霊が現れると言われている。トンネルを作る際に土砂崩れが起きたため、親子を人柱として埋めた人柱伝説も語られているが、それはトンネルの近くにある五桂池の人柱伝説と混同していると思われる。「女鬼」と名称のとおり、峠に鬼が住んでいるという信仰も地元ではあるそうだ。
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