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宇治川ライン死亡事故多発現場

滋賀県大津市大石曽束町県道3号線

宇治川ライン死亡事故多発現場

  1. 京都の宇治から滋賀へ抜ける宇治川ライン 通称・宇治川ライン。正式名称は滋賀県道・京都府道3号大津南郷宇治線。 滋賀県大津市松原国道口交点を起点にして、京都府宇治市宇治橋西詰交点に至る。 天ケ瀬ダムから上流の南郷水産センターまで宇治川沿いにコーナーの続く一本道で、信号がない。 いわゆる走り屋たちの名所で、特にバイク乗りが走る場所である。 街灯がないこともあり、夜になると暗闇に包まれるのでこの場所をあまり走りたくないと思うドライバーも多い。 また、カーブも連続しているため、ハンドル操作を誤りやすい危険な場所としても有名だ。 雨が降ると霧が出て路面が滑りやすい。

2.首なしライダーの噂
宇治川ラインには多くの死亡事故の記録と、それにまつわる噂が多数存在する。
「大型トラックにひき逃げされたバイクのライダーが首なし死体で見つかった」
「地元の走り屋が、ライダーの幽霊が湖面に吸いこまれるのを見た」
「夜中に黒いライダースーツを着た首無しライダーが出る」
「首なしライダーが自分の首を捜して宇治川ラインをバイクで走っている」
かなりのスピードが出る場所だけに、事故を起こした場合、体が放り出されるライダーは大きな損傷を受けることになる。
ガードレールはあるものの、車体だけをガードするだけでライダーの体は間違いなく宇治川に放り出される。
内臓破裂や頭部損傷が多いのはそのせいだといわれており、首なしライダーの噂はそこからきている。
他にも宇治川ラインでの事故が多く、噂の域を出ないが「友人が宇治川ラインに走りに行ったまま行方不明」「宇治川で釣りをしていたら水死体を引き揚げた」などの話が絶えない。

3.三面地蔵
「事故現場近くに三面地蔵があり、被害者の首から上の顔写真が貼ってあった」
宇治川ラインでは信号がない上にカーブが多いためバイクや車などの走り屋たちだけでなく、トラックによる人身事故やひき逃げ事件が多い。
宇治川沿いのひき逃げ現場には昭和57年建立の三面地蔵がある。
土台にはおそらく被害者のものと思われる名前が彫ってあり、遺族の無念さがにじみ出ている。
ひき逃げ事件はその後、犯人の逮捕により解決した。
ただし、この事故が前述の首なしライダーの噂の元かどうかは定かでない。
また、「首なしライダーの噂を聞きつけた遺族が、見つからない首を探すライダーのためにお地蔵さんに写真を貼った」という噂もあるがこちらも真意は不明だ。
ネット上でこの噂を発信している多くはバイク愛好家であるが、事故現場の宇治川ラインを通っており、その写真も多数アップしている。
その際の記述に、被害者の首がない状態で発見されたとあるが、新聞報道などの元記事は見当たらない。

  1. 宇治川ラインと天ヶ瀬ダム 自殺の名所 宇治川ラインに入ってすぐ天ヶ瀬ダムがあるが、天ヶ瀬ダム周辺も自殺の名所で心霊スポットといわれている。 自殺者の霊が多く出るといわれており、「声をかけても反応がなかったり、歩く速度が異様に遅かったり、ちょっと目を離すと男性が消えていたりする」そうだ。 そのせいもあり、宇治川ライン沿いをしていると宇治川に流れ込んだ遺体が発見されることがある。 天ヶ瀬ダム周辺では、深夜に警備員の幽霊を見るという情報もある。 時間帯もあり、不審に思ってバックミラーで確認すると警備員の姿がなく、車を止めて後ろを見ると姿が見え、再度バックミラーで確認すると警備員の姿がないという怪現象らしい。 上流の曽束大橋では出会い系サイトで知り合った女子大生が殺害され、橋から遺体を遺棄した事件も発生した。