「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」は、ジョージ・A・ロメロ監督によるゾンビ映画の古典的傑作です。どうも土葬である欧米圏は、こういう死人が生き返ってきてゾンビになる、というような話が多いみたいですね。父親の墓参りに兄と一緒に行ったバーバラは、ゾンビの群れに襲われて兄を殺されてしまいます。バーバラは近くの民家に逃げ込みますが、そこには黒人青年のベンや、中年夫婦、重傷を負ったその娘などが次々と逃げ込んできます。そして、民家の周りはゾンビの群れに囲まれてしまいます。外部と全く連絡が取れない中で、ゾンビに囲まれている民家で一夜を過ごすことになったバーバラたち。ゾンビたちは、人間を喰い殺しています。民家の周りに集まってきているゾンビたちは、そこにいる人間の肉を狙っているのです。今にも侵入しようとするゾンビたちと戦いながら、何とかして安全な場所に移ることを考えようとするベン。彼は勇敢にゾンビたちと戦って、彼らを何とか食い止めようとしています。民家にこもっている人間たちの間でも、避難の方針について意見の対立があったり、自分中心の行動を取ろうとする人がいたりします。ひたすらゾンビにおびえるバーバラ。闇にうごめくゾンビたちの群れが本当に恐ろしいです。それでも何もしなければソンビたちに喰い殺されてしまうので、ベンは冷静に勇敢に対応し戦っていました。孤立した状況で、ゾンビに囲まれ、絶体絶命の彼らは、生きのびることができるのでしょうか?ちょっと救いのないラストでしたが、ゾンビの恐ろしさはとてもよく伝わってきました。
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