清水崇監督って事でちょっと期待したけど、メイクと行動パターン、カクカクした動きで呪怨のカヤコとトシオか!って思った。
映画を撮るっていう内容的には『女優霊』みたいなかんじやね。あっちの方が数倍怖いけど。
最初の方鈴なりになってるとことか集団で迫ってくるのは結構怖いんよー。アテクシ毎日夜中に一回は絶対トイレに行くのに行けなくなるやんかと思ったけどでもそれも二日で解消、シッコと眠気の方が勝ったわ。
怖いというよりは気持ち悪いのか。あの人形の顔の作りはわざととしか思えないほど気持ち悪い、子供に持たせるモンじゃないだろう。
それにしても少女の霊&人形をメインに、死んだ人達が出てくるのがあんまり霊っぽくなくて惜しい。
顔だけの集団は霊っぽくて良いのだが全身で思いっきり歩かれるとちょっと・・・終盤なんかゾンビみたいになって興ざめ。
ヒロインの優香も、優香にしては頑張っているとは思うが台詞が少なくひたすらアファアファとビビりまくっている演技が多いせいで心情がわかりづらく何を考えているのかさっぱりわからんし、えっ・・そこは逃げるとこじゃないんじゃ・・・とか余計な事考えてしまう。前世の記憶によって不可解な状況になっているのが現実か幻かというのもわかりづらい。でも唯一褒めるところは、ばーちゃんの顔が一番怖かったという事か。あれなら表情だけで心情や恐ろしさがいっぺんに理解出来た。怖すぎ!
せっかく椎名桔平や杉本哲太出てんのに勿体ない使い方しとんのね。