悪の教典 とんでもない展開

いやー。伊藤英明すごい。
まず、目がやばい。本当にサイコ・キラーなんじゃね?と、思わせるあの目。
黒目がもともと大きいのかな?共感能力のないサイコパスに見えるから演技・・・うまいねw
殺戮シーンがもうすごい。猟銃で人を撃つときに人が吹っ飛んだり、ぐちゃぐちゃのめちゃくちゃ。もちろん子供には見せない方がいい映画。でも、大人がエンターテイメントとして、楽しむ分には面白い。
なんか音楽に合わせながらノリノリで殺して行くとことか、その音楽が耳に残り、たまに口ずさんでしまうほど。面白い。
猟銃をぶっぱなしながら何人も殺していくのってたぶん体力がすごいいると思うんだけど、スゲー元気。普段から鍛えてるから(裸で)全然余裕。
きっと、アドレナリンとかも出てそうな、軽快な動きでどんどん殺してく。まず、迷いがないね。さすがサイコパス。人の気持ちに寄り添うことのできない悲しい障害。
あの迷いがない感じ。まるで動物を狩るような手際の良さ。
人の気持ちを共感できる能力はないけれど、知能は高いから共感してる「ふり」はできる。何なら、その辺のふつーのひとより、感じいいくらい。さわやかな英語教師。
もし現実に出会ったらきっと気が付かないだろうなあ。
生徒がひとりひとり殺されていくときに、ほとんどのひとが人のせいにして殺されていってた。あんたが窓閉め忘れたから見つかったじゃない!あんたのせいだからね!!とか言いながら、殺される。
最後の最後のああいうときに信用できるのは自分だけだ。自分を救えるのは自分だけ。あんたのせいとか言っても、助からない。人のせいにしても、どっちにしても殺される。だったら、自分を救えるだけの体力と、知識を手にしてるものが助かる。
まずは、パニックにならないこと。(でも、あんなことになったらまず、普通の人ならパニックになるだろうけど)あとは、観察。
そして、選択。最後に決断。
今何が起きてるのか?次にどこに行けば逃げれるのか?上に行くのか?下に行くのか?そして、決める。
これって、人生の中でも大事な要素の一つだ。